スペシャル・インタビュー『豊中の健康マージャン』オーナー・近野理智男 | 麻雀新聞

スペシャル・インタビュー『豊中の健康マージャン』オーナー・近野理智男

大阪は北摂・豊中の健康マージャン店『豊中の健康マージャン』。この7月で6周年、その歩みの半分はコロナ禍というきびしい状況を乗り越えて、たくさんのお客様に愛されているお店だ。今回はこのお店のオーナーで、自店舗の営業だけでなく、健康マージャン全体の普及に日々尽力している近野理智男オーナーにお話を伺った。

■交通アクセスが

魅力!

—本日はよろしくお願いいたします。ようやくコロナも落ち着きましたが、お店の現状はいかがですか?

こちらこそよろしくお願いいたします。開店してようやく軌道に乗ってきたというところでのコロナ禍で、麻雀教室にいたっては10分の1くらいに減少してしまいましたが、4月以降、どんどんお店は盛り上がってきていると思います。社会的にも娯楽業がようやく活性化してきているのを感じますね。

—それではお店のことについてお伺いしていきます。店名もまさにそのままの『豊中の健康マージャン』ですが、この豊中に出店したのには大きなこだわりがあるのですか?

もちろん、いろいろな場所を検討しましたが、まずはアクセスですね。この豊中、駅は蛍池になりますが、大阪はもちろんですが、兵庫・京都からのお客様も期待できる場所ですよね。また、大阪空港もモノレールで一駅です。なかには出張の行き帰りの時間つぶしなんかで寄ってくれるお客様もいらっしゃいます。あと、麻雀店では珍しい路面店という物件で電車から看板やのぼりが見えるのが良い宣伝にもなっていると思います。

■さまざまなレベルの方が楽しめる!

—サービス形態を

教えてください。

まず、初心者(麻雀を初めて遊んでみる、ゲーム進行があいまい、牌を並べることはできる)向けのいわゆる麻雀教室として「ゆっくり学ぶ麻雀サロン」(毎週火・金)、それよりレベルの高い中級クラス向けの教室「夜のリアル麻雀研究会」(毎週火夜)があります。中級者(ゲーム進行がわかる、麻雀役がわかる)コースは、「昼のさくさくフリー麻雀」(毎週月・木・土・日)、「夜のランキング戦」(毎週月・木・土・日)、そして月に1回「わくわく麻雀大会」を開催しています。大会はお客様にいろいろ楽しんでいただきたいので、 Mリーグルールや最高位戦ルール、ペアマッチなどなるべく趣向を凝らして開催しています。

■リアル麻雀デビューの入り口

—HPやSNSなどコンテンツも多く、積極的に活用されていますね。

今は必須ではないでしょうか。ウチのお客様方はとても協力的で動画やレポートを作るのも楽しんでやれています。あと、この日々の情報発信を観て来てくださると思うのですが、若いお客様で『雀魂』などのゲームでしか麻雀をしたことのない方が月に10名くらい来てくださいます。ウチのお店がこのようなリアル麻雀デビューの良い入り口になれれば良いと思いますね。

■マナーはきびしく

—接客・サービスについてのこだわりを教えてください。

まず、お客様みんなが楽しく遊んでいただくために、マナーについてはきびしくさせていただいていますね。まああとは普通だとは思いますが、挨拶は大きい声で、明るい雰囲気づくりを心がけていますね。

■個人店の

モデルケースに

—経営理念について教えていただけますか?

理念なのかどうかはわかりませんが、自分は個人事業主としてお店のいろいろな情報をオープンにしています。このような規模の麻雀店のやり方を見て知ってもらって、個人店のモデルケースとして営業や活動の参考にしてもらって麻雀の普及につなげてもらいたいなと思います。

■麻雀営業者の

ネットワーク

—近野オーナーは組合や麻雀段位審査会などの活動や、「西日本TEAMリーグ」や「KBR」(関西バトルロイヤル)などの営業者や地域の連携活動に積極的に参加されていますね。

やっぱり自分は、健康マージャン・競技マージャンの普及というものが一番中心にあります。ですからまずは、営業者同士のネットワークを連携し、地域をつなげていって、関西、そして西日本の全域が楽しめるイベントや会場をみんなで作っていければ良いなと思っています。

■麻雀営業者の喜び

—最後にこのお仕事をやっていての喜びを教えてください。

そうですね。なんといってもお客様からのお言葉ですね。帰りがけに「今日は楽しかった」と言ってくれる、これこそが喜びですね。この間もずっと通ってきていただいていたお客様が、ご病気でしばらく来れなくなってしまったのですが、「また治ったら行くね」とわざわざ連絡してくれたりして。本当に感謝ですね。

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