「大和証券Mリーグ2023‐24」 レギュラーシーズンも残り1カ月 いよいよセミファイナル進出を賭けた 最終コーナーに突入! 個人MVP争いも熾烈に! | 麻雀新聞

「大和証券Mリーグ2023‐24」 レギュラーシーズンも残り1カ月 いよいよセミファイナル進出を賭けた 最終コーナーに突入! 個人MVP争いも熾烈に!

「大和証券Mリーグ2023-24」レギュラーシーズンは、2月が終わると残り1ヵ月。いよいよ、各チームの現実的な目標が見えてくることになる。毎年、レギュラーシーズンの終盤戦はボーダーライン付近のチームの戦いが注目されることになるが、今シーズンはかつてない混戦模様になりそうだ。2024年(令和6年)2月16日(金)終了時点の順位はこのようになっている。

■チームランキング(2月16日終了時)

①KADOKAWAサクラナイツ

512・9ポイント

②U-NEXT Pirates

384・1ポイント

③KONAMI麻雀格闘倶楽部

238・8ポイント

④赤坂ドリブンズ

175・7ポイント

⑤渋谷ABEMAS

136・0ポイント

⑥TEAM RAIDEN / 雷電

▲250・8ポイント

⑦EX風林火山

▲342・2ポイント

⑧セガサミーフェニックス

▲405・2ポイント

⑨BEAST Japanext 

▲449・3ポイント

首位に立っているのはKADOKAWAサクラナイツ。堀慎吾プロ・渋川難波プロの2人が200ポイント越えの数字を稼ぎ、岡田紗佳プロもプラス3桁と好調だ。首位の座を明け渡したU-NEXT Piratesも今だ400近いポイントを持っており、この2チームはレギュラーシーズンの通過にかなり近い位置にいると言っていいだろう。両チームとも今シーズンは、レギュラーシーズンで敗退してしまうと入れ替え規定に抵触することになるが、ひとまずその心配はなさそうだ。3位・KONAMI麻雀格闘倶楽部と4位・赤坂ドリブンズは前月から少し数字を落としているものの、まだまだボーダーとの差は大きい。

中位グループは明暗が分かれた。昨シーズンのチャンピオンチーム・渋谷ABEMASはここまで出番の少なかった多井隆晴プロが4連闘をするなど出場を増やし、過去の実績通りに数字を稼ぐことで、プラスを100ポイント台まで戻している。

一方で、EX風林火山はこの1カ月で失速し、ポイントを戻してきたTEAM RAIDEN / 雷電にかわされ、敗退圏内の7位に転落してしまった。

また、下位に沈んでいるセガサミーフェニックスとBEAST Japanextは、急浮上こそないものの踏みとどまっている状況。これにより、6位のTEAM RAIDEN / 雷電から9位のBEAST Japanextまでが200ポイント圏内に集まりつつあり、この4チームによるボーダー争いは、過去のシーズンにないほど熾烈になりそうだ。1戦の重みが増す終盤戦、緊張感あふれる試合が期待できるだろう。

■個人スコアランキング(2月16日終了時)

①鈴木優プロ

289・8ポイント

②堀慎吾プロ

260・5ポイント

③瑞原明奈プロ

244・2ポイント

④渋川難波プロ

229・0ポイント

⑤伊達朱里紗プロ

199・6ポイント

個人首位はU-NEXT Piratesの鈴木優プロがキープ。ただ、200ポイント台に4人がひしめく混戦模様となっている。そしてこの4名を見ると、U-NEXT PiratesとKADOKAWAサクラナイツの選手が2人ずつ名を連ねており、両チームの充実ぶりが伺える。

100ポイント台には伊達朱里紗プロ、勝又健志プロ、松本吉弘プロ、岡田紗佳プロ、園田賢プロらが並ぶ。チーム事情はそれぞれに違うが、自分のため、そしてチームのために、この先の戦いでもポイントを積み重ねたいところだろう。

■3月のMリーグ・注目ポイント

Mリーグのレギュラーシーズン最終日は3月29日(金)。つまり、あと1ヵ月でセミファイナル進出チーム、そして敗退チームが決まることになる。ボーダー争いは4チームないし5チームで繰り広げられることになりそうなので、一戦一戦が直接対決、熱い日々になる。特に下位チームの選手や関係者、そしてファンにとっては胃が痛い日々になりそうだが、そういう状況でつかむ1勝の喜びが格別なのもまた事実。ファンのみなさんには、ぜひ最後までチームを応援し、ともにMリーグを楽しんでいただきたい。

 

ⒸABEMA

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