京都・四条「フォーユー」

京都一の規模、40卓の大型店

地下鉄駅通路からすぐ入れる店内は活気にあふれている
110坪40卓地下鉄から直通
「フォーユー」は、363平方㍍(110坪)に40卓と、設備卓数では京都府内で最大の店だ。京都市中心部のビルの地下にあり、地下鉄と阪急電車の駅へと通じる地下鉄通路から直接店に入れるという絶好の立地。
オーナーの渡辺和弘さん(62)は、4年前にここを居抜きで買い取り、大阪・天神橋の「ジャンプ」に続く2店目の店としてオープンした。「京都にはフリー店がほとんどないようだし、大学生が多く、この場所ならどこの大学からでも遠くはない」
実は、大阪の店はセット専門店で、この京都の店で初めてフリーを手がけたという。

経費は月600万宣伝費月50万

渡辺さんは大学中退後、10年間のサラリーマン生活から、マージャン好きが高じてメンバーを10年やり、その後、店を持つに至ったが、メンバー時代に古川凱章氏と出会い、それをきっかけに「日本中央麻雀競技会」という競技団体を自ら作り、競技マージャンの普及に力を注いできた。つまり、「フォーユー」は、その夢を大成させるための一つの器ともいえるわけだ。
家賃と光熱費などの経費が月180万。14人の従業員の人件費が月約370万。新聞・雑誌などへの広告宣伝費が月40~50万。11時に店を開けると、すぐ学生が入り始め、夕方までには学生客が7卓、一般客が4卓。現在はセット7割強、フリー3割弱。そのほかに、前の経営者時代から引き継いだ日本麻雀連盟会員が平日10卓。最も忙しい金曜は合計35卓、9割弱の入り。年中無休。料金は500円。
取材は平日の夕方6時半、立ったままでのインタビューだが、渡辺さんは話をしながらでも店内の四方に目を配り、来店客には率先して「いらっしゃいませ」と叫び、従業員への厳しい言葉も飛ぶ。「店には活気が必要」と本人が言う通り、活気あふれる店だ。

「さくら組」結成

「最初の1年はちょっとしんどかったが、その後、セット客が増えてきました。極端に言うたら、京都の人は京都人の経営する店にしか入らないんです。そやから、ここを大阪人が買い取ってやるという話を聞いて、「そんなもん、できるはずあれへん」と、みんな笑うてたらしい。しかも当時、店を見にきたら、5卓ぐらいしか入ってなかった」
98年12月と99年4月の2回に分け、全卓を持ち点自動表示機能付きに入れ替えた。明るい店づくりにも金をかけている。99年1月、「さくら組」という若い女性ファンのサークルを発足させた。2年前から計画していたが、リーダーになってくれる人がやっと見つかったのだという。従業員の村上えりさんは、「さくら組」の副リーダー。
「店にとっては、ほとんどメリットがないが、店の中に若い女性がいるだけで、雰囲気がいいでしょう」。もちろん、若い女性にマージャンを広めるという大きな目的があるということじゃ言うまでもない。
「店は、ほんまに、マージャンが好きでやってるだけ。従業員がメシを食えたらいい」と謙遜ぎみだが、当面の目標は、福井店を含む3店舗に続く4店目。「大阪で広い店があったら、やりたい」

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