〇〇と麻雀 第20回 | 麻雀新聞

〇〇と麻雀 第20回

〇〇と麻雀

〇〇と麻雀 第20回

ムシムシジメジメ、何かと皆さまに嫌われがちな梅雨の季節
こんな時こそ最適なゲームは麻雀でしょ!
エアコンの効いた涼しく快適な雀荘で麻雀三昧!
スカっとするアガリ連発で鬱陶しいこのシーズンをぶっとばせ!

 きげんようみなさま。
 今年も半年が終わりました。さながら南入といったところでしょうか。
 依然として大物手を和了ることなく、形式テンパイ料だけをちゃっかり取っているごっさんです。
 そろそろ肩も温まってきた頃合いです。重い腰を上げて行きたいものです。

 さて、そんなスロースターターの私を悩ませるのは、この季節ならではの「梅雨」です。関東地方ではこの季節、お天道様にそこまで蓄えがあるのかと呆れてしまうほど雨が降ります。
 洗濯物は乾かないし、外出するのも億劫になるし、傘やタオルで荷物は増えるしでなかなかに困ったものです。
 今でこそ傘や雨合羽で雨を防ぐことはできますが、古の人々は藁を編みこんで作る蓑(みの)によって雨をしのいでいたというのですから少し同情してしまいます。
 せっかくの休日でも雨に降られると、私はミノムシよろしく布団にくるまって日がな一日本を読んだり、音楽を聞いて過ごします。さながら怠惰な「晴耕雨読」といったところでしょうか。雨に対して可能な限り好意的な解釈をするならば、私のように怠惰な人間へ「雨が降っているから家にいてもしょうがない」という言い訳を提供してくれる点が好きです。

 はてさて、現代では皆さんよくご存知の通り、雨が降っても雷が落ちようと関係ない最高の時間の使い方があります。毎度の流れで大変恐縮ではございますが、そうです、麻雀ですね。
 例えば予定していたゴルフやバーベキューが雨で中止になったとき、気の合う仲間と雀荘の扉を開けばそこには最高の楽しみが待っています。家でのんびりと本を読むのも至高の時間ではありますが、書を捨て牌を握りに行くのもこれまた乙なものです。
 雀荘によっては、雨の日に来店するとゲーム代やポイントをサービスしてくれるところもあるそうです。雨が降ったら雀荘へ行く。そんな素敵な習慣ができれば、雀荘には毎日逆さのてるてる坊主が吊るされるでしょう。そうなると、梅雨の時節は奥様に吊るされてしまうご主人も多く生まれてしまいそうです。

 こうして考えてみると、真っ当な理由をつけて麻雀を打ちに行ける「雨」というものも悪くないような気がしてきました。
 しかしこの思考回路は、「正月」「豆まき」「ひな祭り」と何かと酒を呑む理由をつける「日本全国酒飲み音頭」とまったく同じものだとも気づいてしまいました。
 別段何もなくても、どさくさに紛れて麻雀を打って行きたいものです。

AUTHOR:ごっさん
PROFILE:ピカピカの社会人1 年生。
マスコミ関係の仕事でバリバリ稼ぎます。
麻雀店スタッフ経験有り。

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