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プロ麻雀リーグ 「大和証券Mリーグ 2023‐24シーズン」開幕式&パブリックビューイング開催 新シーズンがいよいよスタート!
2023年(令和5年)9月18日(月)、東京都中央区『ベルサール汐留』において「大和証券Mリーグ2023‐24シーズン」の開幕式・パブリックビューイングが開催された。
今シーズンで6年目を迎えたMリーグは、9チーム目となる新チーム『BEAST Japanext』が参戦、新たに7名の新Mリーガー(猿川真寿プロ、鈴木大介プロ、菅原千瑛プロ、中田花奈プロ、醍醐大プロ、浅見真紀プロ、渡辺太プロ)が誕生し、新しいフェーズに入り、よりエキサイティングで華やかな戦いの火蓋が切って落とされた。
また、昨シーズン悲願の初優勝を果たした『渋谷ABEMAS』がリーグ初の連覇を達成できるかどうかにも注目が集まる!
開幕式・パブリックビューイングの会場となった『ベルサール汐留』には入場を待ちわびるサポーターが開場の数時間も前から列を作り、新シーズンに期待するMリーグファンの熱狂に包まれていた。
開幕戦を前に催された「開幕式」は、Mリーグ公式実況の松嶋桃プロの司会で進行。新チーム『BEAST Japanext』の選手が最初に入場すると大きな拍手と大歓声が起こった。つづいて今シーズン醍醐プロが加入した『セガサミーフェニックス』、浅見プロ・渡辺プロが加入した『赤坂ドリブンズ』、昨シーズン6位の雪辱を果たしたい『KADOKAWAサクラナイツ』、鈴木優プロ・仲林圭プロのUKコンビの飛躍が期待される『U-NEXT Pirates』、今シーズンのキーパーソンに二階堂亜樹プロを指名した『EX風林火山』、初優勝でユニバースと嬉し涙を目指す『TEAM RAIDEN/雷電』、昨シーズンあと一歩まで迫った優勝シャーレを今シーズンこそは手にしたい『KONAMI麻雀格闘倶楽部』、そして最後にリーグ初の連覇を目指す『渋谷ABEMAS』が入場し、スタートに登壇した。
つづいて、昨シーズンのチャンピオン『渋谷ABEMAS』を代表して多井隆晴プロからMリーグの藤田晋チェアマンに優勝シャーレが返還された。
その後、各チームの代表者が今シーズンに向けての抱負をスピーチし、会場は大いに盛り上がった。
そして最後にMリーグの最高顧問である川淵三郎氏が「Jリーグでもない、Bリーグでもない、Mリーグの2023‐24シーズンの開幕を宣言します。みんな優勝を目指して頑張るぞ!」のかけ声で開幕式を締めくくった。
【各チーム抱負コメント】
◉『BEAST Japanext』(猿川真寿)
「今季、初参戦ということで、まだ皆さまに馴染みが浅いとはおもいますが、9チーム目として参戦させていただきます。麻雀もメンバーも個性的な人がそろっていて、Mリーグを盛り上げられたらと思っています。皆さまの応援の声が僕たちの成績にもつながると思うので、他のチームのついででも良いので応援してくれたらより頑張れます!
応援よろしくお願いいたします」
◉『セガサミーフェニックス』(魚谷侑未プロ)
「今年はチームみんなでフェニックスらしいワクワクする麻雀を皆さまにお届けし、応援してくださる皆さんと、そして近藤誠一監督に必ず優勝シャーレを掲げていただけるように精一杯、みんなと力を合わせて戦っていきたいと思います。今年も応援よろしくお願いいたします」
◉『赤坂ドリブンズ』(園田賢プロ)
「昨シーズン、ドリブンズは選手入れ替えということになってしまい、非常に悔しい思いをしました。ただこの逆境を乗り越えることこそが強さだと思っています。
今年は浅見真紀プロ、渡辺太プロ、この両選手が加入しました。この新しい風こそがチームを進化させる第一歩だと思っています。選手それぞれがポイントを持ちかえる、それはもちろんですが、技術、知識、経験、それらを互いに共有して互いに有機的に高めあう、シナジーを発揮するそんなシーズンにしたいと思っています。
今年の目標はもちろん2度目の「あれ」です。ぜひ、今年のドリブンズにご期待ください」
◉KADOKAWAサクラナイツ』(内川幸太郎プロ)
「今年はサクラナイツ創立以来、はじめてのある意味、勝負の年となっています。
非常に厳しい戦いが予想されると思うんですけれども、例年どおりしっかり優勝を目指して頑張っていきたいと思います。多井さんが重そうに持っていたあのシャーレを掴みたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いいたします」
◉『U-NEXT Pirates』(小林剛プロ)
「昨シーズン、パイレーツは選手2人が入れ替わり、鈴木優プロ、仲林圭プロの2人が入りました。
昨シーズンは、ちょっとは緊張があったと思うんですけど、もう大丈夫だと思います。
Mリーグにも、Mリーグの雰囲気にも、Mリーグの麻雀にも慣れたと思いますので、今シーズンこそ4人全員が力を発揮して初の2度目の優勝をお見せ出来ると思っています。今シーズンもよろしくお願いいたします」
◉『EX風林火山』(二階堂亜樹プロ)
「昨シーズンはファイナルに残るも、4位という結果で終わってしまいましたが、今シーズンは前を向いてしっかり歩いていきたいと思います。そして今年のチームスローガンは、「天下布舞」です。武力を以てではなく、舞うという字を使っています。
また、応援くださるサポーターの名前も決めさせていただきまして「炎護舞隊」という名前を決めました。「隊士」の皆さんぜひよろしくお願いいたします。今年もチーム一丸となって最後まで駆け抜けたいと思います。もちろんしっかり楽しむことも忘れずに戦いたいと思います。皆さんも最後まで楽しんでください」
◉『TEAM RAIDEN/雷電』(萩原聖人プロ)
「Mリーグは今年で6年目を迎えます。6年という年月は、Mリーグが開幕した年にもしも産まれたお子さんがいたら、もう小学校に入らんという、人が成長する時間でもあります。
今シーズ我々TEAM RAIDEN/雷電、そしてMリーグがどのように成長しているのか。
新しく1チームを加えた新体制を温かくそして熱く見守って頂ければと思います。
そして何より、このメンバーでこの日をハッピーに迎えられたことに感謝します。
今シーズンもよろしくお願いいたします」
◉『KONAMI麻雀格闘倶楽部』(佐々木寿人プロ)
「我々のチームは最も遅い木曜日からの開幕となります。今シーズンは昨シーズン2位の借りを返すとともに、先日放送された『アタック25』の借りを返せるように頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いいたします」
◉『渋谷ABEMAS』(多井隆晴プロ)
「私もけっこうベテランの域に来てしまいまして、自分やABEMASだけでなく、Mリーグ全体のことを考えて、麻雀業界に貢献しないといけないなという年齢とキャリアになってきました。たくさん取材もいただき「ライバルは?」という話もよく出るんですが、今の正直な気持ちはライバルは去年までのMリーグと。今シーズン、新メンバー、新チームが加わり、また新しいMリーグになると思います。麻雀というのは1人が変わるだけで、がらっと変わってしまうもので、今までの過去の実績がまったく通じなくなるということが多々あります。麻雀のほうは気を引き締めて、1人でも多くの方にMリーグの面白さを伝えられるよう今まで以上にしっかり全員でアピールしていきたいと思っています。
戦うときは敵ですが、卓を離れたらみんな共演者、一緒に舞台を作るんだという気持ちでMリーガー全員で邁進していきますので、皆さんも一緒にMリーグを盛り上げてください。
よろしくお願いいたします」
開幕式につづいては、開幕戦がスタート!
今シーズンの開幕カードは、EX風林火山・渋谷ABEMAS・TEAM RAIDEN/雷電・BEAST Japanextの戦いとなった。
開幕戦から、チャンピオンチームと新規参入チームが激突するとあってパブリック・ビューイング会場は興奮のるつぼ!選手たちの好プレーが展開されるたびに大きな歓声とバルーンを叩く音が巻き起こっていた。
第1試合目となる記念すべき今シーズンの初戦には、勝又健志プロ・松本吉弘プロ・瀬戸熊直樹プロ・猿川真寿プロが登場。オーラスの時点で猿川プロがトップ。Mリーグデビュー戦での勝利となるかと思われたが、松本プロがオーラス倍満をツモアガり、3着からの大逆転でトップを奪い取った。一方の猿川プロは親かぶりで3位に転落とほろ苦いデビュー戦となった。
第2試合目は、松ヶ瀬隆弥プロ・白鳥翔プロ・萩原聖人プロ・鈴木大介プロが登場。なんといっても超攻撃的な麻雀で麻雀最強位も獲得している将棋棋士の鈴木プロに注目が集まったこの1戦。
Mリーグファン期待通りの壮絶な叩き合いとなったが、最後は、今シーズンこそ悲願の優勝を目指すTEAM RAIDEN/雷電の萩原プロが逆転でこの激闘を制した。
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