コラム「いきいき人生」第125回 行政書士・中野千津香

だいぶ寒く感じる日が増えてきて、今年もあと2か月を切りました。2050年には100歳以上が100万人になると言われていますが、10年前より若い90代の方が今はいっぱい周りにいらっしゃる世の中になりました。今回は、そんな方々に負けないように、臓器を活性化させる「オステオカルシン」についてお話します。

この物質は、骨が作られる時に分泌されます。骨は古くなった部分から新しく作りかえられて新陳代謝を繰り返して約5年で新しくなるそうです。オステオカルシンは、骨を作る時に骨芽細胞で産生される骨基質たんぱく質で、大切なメッセージ物質として、脳、精巣、筋肉、すい臓などに働きかけ、記憶力、筋力、精力などをアップさせることが知られています。また、血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防することも知らせています。これは、すい臓の働きを高め、インスリンの合成や分泌を増やすことで血糖値の上昇が抑えられるからだそうです。さらに、脂肪を燃焼させてエネルギーに変える体内のメカニズムを活性化させ、メタボリックシンドロームの予防や改善効果があるそうです。また、体内で過剰に産生されると細胞を攻撃して老化や生活習慣病の一因となる活性酸素を抑えるため、アンチエイジングや免疫機能の向上が期待できるそうです。

では、どうしたら増えるのか、なのですが、骨への適度な負荷や刺激を加える運動をすることだそうです。また運動か、と思ってしまうのですが、ジョギングをしたりジムに通わなくても、かかと落としでも大丈夫だそうです。やり方としては、椅子の背もたれやテーブルなどを両手でつかんで立ち、両足のかかとをあげ、つま先立ちをします。そして、力を抜いて勢いよく、両足のかかとをドスンと落とします。かかとへの衝撃が適度な刺激となって全身の骨に伝わるそうです。ドスンと落とすとかかとに3Gくらいの重力がかかります。テレビを見ながらや家事の合間に1日50回を目標にやるといいそうです。なるほどこれなら簡単です!私達の体には、いろいろな物質が巡っていますが、生きていくために大切な臓器の活性化もしてくれるオステオカルシンをたくさん作って、病気にならずにいつまでも健康でいられるよう、皆さんも麻雀仲間とかかと落としをやってみませんか?

関連記事

おすすめ記事

  1. フォトグラファーでもある愛内よしえプロの撮り下ろし写真で女流プロを紹介する 「MAHJONG …
  2. 日本最大のプロアマオープンタイトル戦「麻雀最強戦2024」がいよいよスタートした。2024年(令和6…
  3. 「明治安田生命保険相互会社」×「一般社団法人日本健康麻将協会」×「自治体」が協働!全国で健康マージャ…
  4. 大好評「今夜、麻雀の楽しい未来を語りましょう!」。 こちらのコーナーを担当するのは、日本プロ麻…
  5. フォトグラファーでもある愛内よしえプロの 撮り下ろし写真で女流プロを紹介する 「MAHJ…
  6. 健康マージャンの定着やMリーグの誕生、『雀魂』等のネット麻雀の人気、そして今や、少女漫画誌に麻雀をテ…
  7. 2024年(令和6年)1月26日(金)・27日(土)の両日、宮城県仙台市において「麻雀フェスティバル…
株式会社ささき

株式会社ささき

オンライン麻雀 Maru-Jan

オンライン麻雀 Maru-Jan

友だち追加 

ピックアップ記事

  1. オンライン麻雀『Maru-Jan』20周年記念イベント 東京都『有明コロシアム』を舞台に今世紀…
  2. フォトグラファーでもある愛内よしえプロの撮り下ろし写真で女流プロを紹介する 「MAHJONG …
  3. 日本最大のプロアマオープンタイトル戦「麻雀最強戦2024」がいよいよスタートした。2024年(令和6…
ページ上部へ戻る