2013年6月「第11回μ-M1カップ」が行われた。
μ-M1カップとは、1年間開催される毎月の月例会で上位20%に入り出場権利を得た人だけが本戦に参加できるタイトル戦である。本戦は大会方式で行われ、半荘6回戦のトータル上位4名が優勝決定戦に進出するというもの。
優勝決定戦に進出したのは、高見沢治幸プロ、武則輝海プロ、穴澤晃一さん、芝美穂子さんの4名であった。
優勝者決定戦では、1回戦、2回戦と2着ではあったものの、相手の順位を上手くコントロールし、頭1つ抜け出していた高見沢プロが、3回戦目でもトップを取りトータルでも1人浮きの首位に立った。迎えた4回戦もつけ入る隙を全く見せず、守りも攻めも完璧なままトップを取り、大差での優勝を決めた。
高見沢プロといえば、競技プロとしてもキャリアが長く、日本健康麻将協会の理事としても活動していることで広く知られている。μカップなど公式戦での優勝は数多くある高見沢プロであるが、ビッグタイトルの獲得は初であり、実にプロとして活動を始めてから35年目にしての初タイトル獲得となった。
(最終成績)
優勝高見沢治幸プロ+75.4
2位芝美穂子さん▲16.7
3位穴澤晃一さん▲18.8
4位武則輝海プロ▲39.9