「男装喫茶」では宝塚歌劇団のように綺麗な女の子が男装姿で接待
- 2010/11/30
- 麻雀コラム
アキバの社長・山田由香さん(35歳)はバリバリのキャリアウーマン。銀座に会社を持ち、イベントの企画や広告業を営み、今はやりのウェブサイトやモバイルサイトの企画、コンテンツの制作も行っています。
また、売れっ子タレントのファンクラブも運営し、タレントのグッズやノベルティ、衣装などの制作も手がけ、販売でも大きな利益をあげているようです。
その彼女が2年くらい前から「男装喫茶」なるものをオープンし、最近2号店を開店することになりました。当然店が繁盛し店舗を増やしたわけですが、由香社長いわく「秋葉原の人種はわからない」とのことでした。
「男装喫茶」では宝塚歌劇団のように綺麗な女の子が男装姿で接待をしてくれるのですが、来る客は千差万別。女性もいればアキバのオタッキーな男たちや何故か公務員の中年男性も数多く来店するという…。
店にはカウンター席とソファーの席があり、何故かテーブルチャージを取るカウンター席から客が埋まります。コンセントのある片隅のソファーは長時間居座るゲーマーのお兄ちゃんの指定席。
この店は何故か雨の日と金曜日が暇な日だといいます。雨の日はアキバで買うポスターやグッズが雨に濡れるのを嫌い、アキバへの足が遠のくのだそうです。
アキバでは木曜日と金曜日が新しいゲームソフトの販売日で、お目当てのゲームソフトを入手したお兄ちゃんたちは、ゲームしたさに家路を急ぐそうです。特に「18禁」のゲームソフト販売日の金曜日にはその傾向が顕著で、店の定休日を金曜日にしてもいいくらいだそうです。
他にもアキバの不思議なことと言えば、アキバの人種はつまみのピーナッツや柿の種をスプーンですくって食べることです。これもポスターを触る手に油を付けたくない故の行為だそうです。
由香社長が「わからない!」と言いつつも、アキバ系種族の生態を把握し、次なる新展開も企画中とのこと。「わからない」けど「理解する」凄いことです。