無許可営業でSMバー経営41歳「女王様」逮捕

10月3日~4日のテレビと新聞に「無許可営業でSMバー経営・41歳「女王様」逮捕」のニュースが流れました。

「この店は、客の男性らを全裸にして、針で刺したり、ハイヒールで客を踏むなどしていたといい、A容疑者も女王様として自ら接客し」また、「男性客を裸にしてトイレ掃除などをさせていた」という内容でした。

料金は「男性が1時間8000円、無制限で1万4000円。女性は無制限で8000円」ということで、「風俗営業の許可がないにもかかわらず、SMクラブを営業していた」容疑での逮捕でした。「針で刺されたり、トイレ掃除をさせられて料金を払う」なんて、なかなか考えられないことです。しかし実際にそういう営業形態が存在するということは、風俗営業の「奥深い(?)ディープ」なところです。
ところで「SMバー・無許可で逮捕」ということは、SMバーという許可があるということでしょうか。いいえ、SMバーという形態の属する許可はありません。

風適法では「性的好奇心に応じて」「その性的好奇心をそそるため」等の言葉が出てきます。これらの語句の出てくる営業形態は「性風俗関連特殊営業」となります。それらの業種は、ソープランド、ファッションヘルス、ストリップ劇場、ラブホテル、アダルトショップ、出会い系喫茶等が具体的業務形態ですが、これらは「届出」の対象業種です。

「性的好奇心」という点ではSMバーはこれらの範疇にあたりますが、はてさて、性風俗関連特殊営業のどこに当てはまるか。性的な「客に接触する役務を提供する営業」と考えればファッションヘルスに類似した届出になります。
ただし今回の逮捕容疑は、「アルコールを提供しながら、従業員に接客させた疑い」ということで、バーやキャバクラといった風俗営業第2号の無許可営業ということでの逮捕です。

このお店、5年前に開店し年間1200万円の売り上げということですが、月額100万円の売り上げでは家賃や人件費を考えたら決して楽な商売ではなさそうです。

店名の「SADDLE」、sadismをもじったのでしょうが、何故かsadlyに思えてなりません。

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