11月1・2日の両日、今年も京都府にある佛教大学の学園祭「第48回鷹陵祭」にて、昨年に続いて佛教大学競技麻雀同好会が主催するマージャンのイベントが開催された。

全自動マージャン卓4台を「株式会社鳳凰」が提供し、学生麻雀連盟の活動に賛同していただいているマージャンプロが、2日間にわたるイベントに参加した。
今回はそのイベントの模様を、2年連続での参加となる日本プロ麻雀協会所属の可南プロにレポートしていただいた。

前日から生憎の雨模様の京都でしたが、佛教大学の学園祭のマージャンイベント2日目に、2年連続でお邪魔しました。
前日の1日目は、友添敏之プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)、西本朱里プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)、山浩プロ(日本プロ麻雀協会)、水瀬夏海プロ(日本プロ麻雀協会)、矢後誠プロ(日本プロ麻雀協会)が参加されていましたが、イベント立ち上がりの時間に強い雨が降ったせいで、午前中の参加者の出足が遅かったと聞いていたので、小雨が降ったりやんだりしている当日の佛教大学への道すがら、大勢の方が遊びに来てくれることを祈りながら向かいました。
2日目のゲストは、天鳳位のASAPINさん、山浩プロ、藤中美穂プロ(日本プロ麻雀協会)、矢後誠プロに私を加えた5名の予定だったのですが、ASAPINさんが体調不良で急遽欠場に。今やマージャンファンから絶大な人気の天鳳位との対局を期待している方も多いと思われるので、参加者の出足が少し心配になりました。

私も微力ながらツイッター等で告知したのですが、参加者の方が少なかったらどうしよう…そんな考えも頭をよぎりましたが、大学内に入るとそんな不安は学園祭ならではの楽しい雰囲気に一気に解消されました
コスプレをする学生。看板を持つ学生。売り子となっている学生。数年前まで、私が過ごしていた学生たちの若いオーラが満ち溢れておりました。

マージャンイベントの会場は昨年とまったく同じ場所。会場に入るとすぐに対局が始まりました。
昨年同様、全自動マージャン卓が4台。
学生のイベントには何回も参加していますが、いつも自分の学生時代と比べてしまいます。それこそ、その頃はこのようなイベントはありませんでしたし、私が初めて全自動マージャン卓に触ったのだってマージャン店でのことでした。

全自動マージャン卓が置いてあり、マージャンイベントを告知するPOP等が会場内に貼りだされている以外は私が過ごした大学時代と変わらないキャンパス。このような環境でマージャンを打つことになるなんて、当時は想像もできませんでした。
正直今の学生さんは恵まれているなとうらやましくも感じました。
昼過ぎからは小雨も落ち着いたようで、たくさんの参加者に来ていただきました。
普段のマージャン店でのゲストとは違い、「ネットでマージャンを覚えたけれど、牌を握るのは初めて」という方もいらっしゃったりして、いつもと違う環境で、いつもと違う方たちと楽しくマージャンを打つことができました。
また、私のツイッターや、急遽参加となった天鳳プレイヤーのゆうせ〜さんのツイッターを見てこられた方が多数いらっしゃいました。このようにリアルタイムでの情報発信によって少しでもイベントの盛り上がりに貢献できたことは、すごくうれしく感じました。

そして楽しい時間はあっという間に過ぎて無事に学園祭マージャンイベントは終了しました。
このような学生のマージャンイベントに参加していつも感じるのは、「みんなほんとうにマージャンが好きなんだな」ということです。一打一打に一喜一憂し、手をアガると素直に喜ぶ姿などを見ているとあらためて「マージャンとは楽しいゲーム」と感じさせられました。
これからも学生を応援するマージャンのイベント等には積極的に参加させていただき、「楽しいマージャン」というゲームをみんなと一緒に普及していけたら良いなと思っています。