第26回 〇〇と麻雀
今回のテーマは『ご祝儀と麻雀』。
お正月といえばお年玉と喜んでいられた子供時代が懐かしい!
めでたいはずのお正月にヒーヒー言っているオトナも多いのでは。
そんなときは楽しいマージャンでもしてめでたい気分になりましょう!
ごきげんようみなさま。明けましておめでとうございます。ごっさんです。
今年は2018年ということで、なんだかまったくしっくりは来ませんが、
何回も「2018」と書いているうちに馴染んでくることでしょう。
さて、新年といいますと親戚一同で集まる方も多いのではないでしょうか。
その際、子供たちが楽しみにしているのは、
おじいちゃんおばあちゃんに会えることはもちろんですが、
同じくらい「お年玉」にもアツい期待が集まります。
今までは私も圧倒的に貰う側でしたが、いよいよ社会人3年生となりまして、
遂に「その時」がやって参りました。
そうです、お年玉をあげる側になったのです。
成人式や大学の卒業式など、
大人の階段を登っているなぁと実感するイベントは多々ありましたが、
お年玉をあげるというのもなかなかに感慨深いものがありました。
お父さん、お母さん、僕も大きくなりました。
数千円をポチ袋に包んで、子供達に配るというのは実に景気がよろしいことではありますが、
お財布に着実なダメージをもたらします。
ちょっと前まで純粋に楽しみだったお正月が、
気合いを入れて臨まなければならないものに変わりました。
ちなみに、「ポチ袋」の「ポチ」とは
「これっぽっち」が由来だとする説が有力だそうです。
たしかに、「大人」としては「これっぽっちですいません」と言いながら
気前よくお金を配りたいものですが、個人的な財政事情を鑑みると、
そこまで気前のいいことは言っていられなさそうです。
ところで、麻雀にも「ご祝儀」というものが存在します。
いわゆる「チップ」のことで、一発や裏ドラ、赤ドラなどに対し、
祝儀が発生するというものです。
この祝儀の存在によって、ゲームバランスが変わってくる、
とても大事な要素です。
こちらは気前よく配っていると破産してしまうものですが、
あまりにも祝儀に固執してしまうと
今度は全体を通しての勝機を逃がしてしまう恐れがあります。
重要なのは、祝儀の重要性も頭に入れつつ、
全体の局展開を考えながら勝負を進めていくことです。
そう思うと、「お年玉」もその金額だけにとらわれることなく、
これから生まれくる子供たちのための投資だと思い、
頬と財布の紐を緩めて気前よく生きていきたいものです。
ちなみに私は初めてお呼ばれした先輩の結婚式で、
ご祝儀の相場が分からずとりあえずこれくらいかと一万円を包んだところ、
静かに力強く怒られました。
まだまだ登るべき大人の階段はたくさんあるようです。
PROFILE:ピカピカの社会人1 年生。
マスコミ関係の仕事でバリバリ稼ぎます。
麻雀店スタッフ経験有り。