〇〇と麻雀 第21回
平野美宇選手、伊藤美誠選手や張本智和選手などを始めとして卓球界には世界で活躍する10 代がぞろぞろ。
将棋界にも藤井聡太四段という脅威の中学生棋士が登場。
麻雀界でもジュニア世代が勉強できる環境整備が切に望まれる!
みなさまごきげんよう。ごっさんです。うだるような暑さに、ダメだダメだと分かっていながら毎日必ずアイスを食しています。必須ビタミンやミネラルがすべて凝結されたアイスがあったのなら、この罪悪感も拭うことができるのになと思ったりします。この文章をお読みになっているご担当者様、どうかよろしくお願いいたします。
川でイェイ! 海でイェイイェイ! という典型的な夏パターンよりも、クーラーのきいた部屋で寝て食べて、再放送のドラマをぼんやり眺めたりするのも、これまた夏の風物詩と言えると思います。しかし人間というのはどうも欲張りな生き物で、特に私はその典型なのですが、ないものねだりが十八番だったりします。たまには運動でもしてみるかと思うのですが、外はアイスも即座にとろけるような炎天下となると、室内競技に頭が切り替わります。
数ある室内競技のなかで、最近とくに日本を沸かせているのは「卓球」ではないでしょうか。新進気鋭の中高生選手が大人の選手たちを圧倒していく様子は新時代の到来を予感させます。3年後に迫った東京五輪に向けて、またひとつ楽しみが増えます。私は温泉卓球ぐらいしか経験がないのですが、体格に関係なく誰でも参加できて盛り上がる卓球は大好きです。
さて、「体格に関係なく参加できて」「盛り上がる」「室内競技」といえば、やはり麻雀ですよね。頭脳を使ったスポーツとして、オリンピック競技への追加が期待される麻雀ですが、やはりまだまだ競技人口の増加が求められます。卓球のように有望な若手が育つためには、気軽に麻雀を打てる環境だけでなく、良い指導者がいて、更にプロとして生活ができる仕組み作りも必要になります。これらの要素を満たしている頭脳競技は、日本だと囲碁、将棋ぐらいではないでしょうか。麻雀にもこれらの環境整備が加わったのなら、オリンピックで各国代表が卓を囲む世界も夢物語ではないと思います。
将棋では、14歳の藤井聡太四段がデビュー戦以来無敗の連勝記録を伸ばしており、連日メディアを騒がせています。このような光景が、麻雀でも繰り広げられたのなら、ひとりの麻雀打ちとして「最高」の一言に尽きます。
最後にもう少し将棋の話を広げます。先日、将棋界で60年以上もの間戦い続けた「ひふみん」こと加藤一二三九段が現役を引退しました。人生そのものが伝説と化している彼の生き様は、まさに「神」といえます。私も生涯現役、最後は某有名映画の如く、最高の手を和了ってあちら側に逝きたいなと思うものです。
PROFILE:ピカピカの社会人1 年生。
マスコミ関係の仕事でバリバリ稼ぎます。
麻雀店スタッフ経験有り。