〇〇と麻雀 第22回

オトナだって長〜い長〜い夏休みが欲しいもの。
海やキャンプもいいけれど、エアコンの効いた快適な雀荘でこころゆくまで麻雀三昧!
そんな夏もたまにはいいんじゃない!

　みなさまごきげんよう。夏祭り、海水浴、川遊び、キャンプファイヤー……最高の夏、過ごしてますか?
　僕はというと、元気に会社へ向かう毎日です。

　社会人と呼ばれる人間になって二年目ですが、どうも長期休みが存在しない夏というのは、損した気持ちになるというか、なんだか物足りなさが否めないものです。
　私は声を大にして言いたいのですが、大人だって本格的な夏休みがほしいです。仕事が休めるという最大のメリットは言うまでもなく、真夏のピーク時に休むというのは、熱中症予防や省エネの観点から言っても十分に意義があるものだと思うのです。もちろん大量の宿題が出されることも覚悟のうえです。
　こんなことを言うと、偉い人から「いつまでも学生気分のままではいかんぞ」と怒られそうです。私がまだ内定者だったころ、人事の方からしきりに「学生気分からはもう卒業せんといかんぞ」と言われたものです。

　しかし実際に会社へ入ってみると、新人はまず雑用。上下関係は絶対で、独特なローカルルールによって規律が保たれている。そんなまるで部活のような雰囲気に既視感しか感じませんでした。
　もちろん会社毎に大きく差はあると思います。しかし弊社の場合、特にその傾向が強いのです。そんな学校の延長線上にいるような生活を送っていると、夏休みが存在しない現実に違和感しかありません。
　ここはひとつ、会社の役員と夏休みの導入を巡って麻雀で決着をつけたいです。もちろん、平常時の8倍の力を出せる自信があります。

　さて、外は灼熱、中は天国これなーんだとナゾナゾを出されれば、「夏の雀荘」という答え以外出てきませんよね。外が暑くなるまえに雀荘へ入り、ツメシボで汗をぬぐってツメチャを一口含めばもう戦闘モード突入です。あぁ、考えるだけで麻雀が打ちたくなってきました。
　家でごろごろするのもまた良いものですが、気の合う仲間と冷房の効いた雀荘で麻雀を打つのもまたいいものです。
　夏祭りや海のお誘いには悩んでしまいますが、麻雀のお誘いには二つ返事で駆けつけることができるのも、麻雀と雀荘の魅力があってこそですね。
　私はいくら偉い人に叱られようと、しばらく学生気分から卒業できそうにもないので、これからものらりくらりと麻雀を打って過ごしていくのだなぁと思ったりします。
　「夏は麻雀。夏も麻雀」。この夏も元気に雀中見舞いしていきましょう。