全国麻雀業組合総連合会改革推進委員会委員長小正英雄氏に聞く

Q本日はよろしくお願いいたします。

Aこちらこそよろしくお願いします。

Q3月に行われた最初の会議からもうすぐ半年というところですが、もう一度この委員会が為すべき役割についてご説明いただけますでしょうか?
Aまずはこの「改革推進委員会」は全国麻雀業組合総連合会(以下、全雀連)内に設置された委員会です。
よって組合という組織を通じてマージャン業界をよりよいものにしていくことを目的としています。
そこで大きな2本の柱として「(マージャン店営業者の)組合加盟率アップ」「これからの時代にあった組織作り」をテーマに挙げています。

Q現在ではネットでのビデオ通話を利用してのネット会議を週1ペースで開催されているということですが?
A今までは全国的な会議となると、年に何回かの機会しか設けることができませんでしたが、幸いネット環境の進化によって、誰がどこにいても会議ができるという時代になりました。もちろん個人個人、時間や予定に限りがありますが、毎週2時間、12人のメンバーのうち半数以上が必ず参加していただいております。

Q成果はいかがですか?
A回数を短い間隔で重ねることによって、各議題における議論の深度は深くなっているように感じますね。いずれこれが改革のスピードアップに必ずつながっていくことと思います。

Qそれでは今までのところで、委員会で議論している各論について教えていただけますか?
Aまずはもう一度全雀連の組織や事業を見直して、優先順位を設ける「事業仕分け」が必要ではないかということで、「情報伝達」というテーマが優先順位の一番のテーマに挙がりました。
とにかく委員会メンバーの実感として、組合の情報やマージャン業界の情報が組合員の皆さまにまで到達していない側面があるので、その解決について大いに議論しています。
現状では情報の受け手の状況に応じて対応(電話・FAX・メール・SNS・回覧板等)し、一刻も早く情報伝達モデルを確立することが急務だと考えています。またそれと並行して組合及び組合員のネット環境の整備も推進していくことも大切だと思います。
次にマージャン店営業者の組合加盟率アップについてですが、あくまでも目標を100%に設定して議論しています。そこで出てきたテーマとして、「現状のマージャン営業店の全国的把握」「組合加入のメリット作り」、そして一案として「登録加盟(自然的にマージャン店営業者は組合員の資格を有する)」等の様々なテーマが提出されています。
まずは9月に行われる次回の全雀連の常任理事会において委員会で議論されたものを報告し、実行に向けての議論が為されることになるでしょう。

Q最後に委員長としての改革への思いを語っていただきたいと思います。
Aそうですね。そんなに堅苦しく改革、改革というのではないのですが、現状の加盟率では組合は何の発言力もないことは皆さんわかっていると思います。数は力といいますが、今後2年を大きなメドとして、あくまでも加盟率100%を目標に皆さんとともにがんばっていきたいと考えております。

Q本日はありがとうございました。
Aこちらこそ。

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