マージャン営業店にとって、夏休みやお盆のシーズンというのは、難しいものかもしれません。
一般的に考えると貸卓やフリーでお店がにぎわっているイメージがありますが、例えば学生街にある営業店となると普段の顧客である学生が夏休みで帰省してしまっていたり、ビジネス街にある営業店でいえば、お盆休みでサラリーマンがおらず、街は通りも閑散としてしまっています。
大阪の西中島もビジネス街なので、お盆期間は普段よりも人通りの少ないエリアとなりますが今回、そんな西中島にあるマージャン店「大三元」でお盆の週末を利用して2つのイベントが行なわれました。
8月16日の土曜日は、「AQUACUPin関西」。これは、日本プロ麻雀協会の水瀬千尋・夏海姉妹と水城恵利プロが主催する大会。
そして8月17日の日曜日は、日本プロ麻雀協会関西本部が主催するファンクラブイベント「関西納涼麻雀祭」だ。
「AQUACUP」は、37名のマージャンファンの方が参加されました。この中にはお盆休みを利用して、東京等から来られた方が多数いらっしゃいました。
大会は5回戦の大会でしたが、決勝卓では逆転の国士無双が飛び出し、大いに盛り上がった大会となりました。
その後、参加した一般のファンの方も参加できる打ち上げも行なわれ、皆さん大いに楽しんでいただけたようでした。
翌日の「関西納涼麻雀祭」は、女流プロが13名も参加したイベントで、36名のファンの方が参加されました。
女流プロは全員浴衣姿を披露し(中には男装をするプロも)、ファンにとっては非常にうれしいイベントとなったと思います。
連日で両方のイベントに参加されていた方も多数いらっしゃったようで、マージャンファンの熱い思いを感じました。
一昔前は、大会といえば、プロやアマチュアの団体や大きなサークルが主催するものでしたが、最近では、マージャンプロや、小さなコミュニティが主催する大会やイベントが増えてきました。
そのような企画はよくあがるのですが、結構会場探しに苦労していると聞きます。
ということでマージャン営業店の皆さま、お盆のようなシーズンだけでなく、曜日や時間帯などの自分の店舗のウィークポイントを理解して、このような大会やイベントを誘致してみてはいかがでしょうか?
(雀サクッ事務局矢後誠)