ABEMAオリジナル対局企画「Mトーナメント2023」 | 麻雀新聞

ABEMAオリジナル対局企画「Mトーナメント2023」

ABEMAオリジナル対局企画「Mトーナメント2023」が2023年(令和5年)6月12日(月)より開幕した。これは、Mリーガー32名と各団体の推薦選手20名、合計52名のトッププロによる個人トーナメント戦。各ステージでMリーグルールの2回戦を戦い、上位2名が次のステージに進出するというレギュレーションで行われる。なお、Mリーグ2022‐シーズン優勝チームである渋谷ABEMASの4選手はベスト16シードで出場。普段チームで戦っているMリーガーの個人戦が見られるのはもちろん、各団体の強者の麻雀が見られるという意味でも、注目が高まっている。予選1stステージでは、シード選手以外の48選手が12組に分かれて対戦。勝ち上がった24名が2ndステージに進み、そこで勝った12選手がベスト16進出となる。

予選A組は、園田賢プロ(赤坂ドリブンズ)、内川幸太郎プロ(KADOKAWAサクラナイツ)と、招待選手から鳳凰位のHIRO柴田プロ(日本プロ麻雀連盟)、女流雀王の水崎ともみプロ(日本プロ麻雀協会)というタイトルホルダー2名の対戦。初戦をHIRO柴田プロが制すると、2戦目はMリーガー勢の園田プロ・内川プロによる競り合いとなり、最後は園田プロがアガり切って、HIRO柴田プロと共に2ndステージ進出を決めた。

予選B卓は、松ヶ瀬隆弥プロ(EX風林火山)、高宮まりプロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)、元Mリーガーの和久津晶プロ(日本プロ麻雀連盟)、永世将王の忍田幸夫プロ(麻将連合)という組み合わせに。このグループは忍田プロが連勝で悠々と1位突破を果たし、2位争いはわずか0・3ポイント差で松ヶ瀬プロが和久津プロとの競り合いを制し、勝ち上がった。

予選C卓は滝沢和典プロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)、魚谷侑未プロ(セガサミーフェニックス)、丸山奏子プロ(赤坂ドリブンズ)、招待選手から協会グランドスラムを達成した矢島亨プロ(日本プロ麻雀協会)の対戦。初戦は滝沢プロが制して有利なポジションを築くと、2戦目のオーラスで丸山プロが逆転突破のアガリを決めて、次のステージに進んだ。

予選D卓は本田朋広プロ(TEAM RAIDEN/雷電)岡田紗佳プロ(KADOKAWAサクラナイツ)の2人と、招待選手から古豪・阿部孝則プロ(RMU)、東海の雄・関翔太郎プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が対戦し、岡田プロと本田プロというトップを取った2人が勝ち上がった。

予選E卓は、近藤誠一プロ(セガサミーフェニックス)、瀬戸熊直樹プロ(TEAM RAIDEN/雷電)、堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)、山脇千文美プロ(日本プロ麻雀連盟)の対戦。勇退を発表し、今大会がMリーガーとしては見納めになる近藤プロが初戦で逆転トップを獲得して勝ち上がり。2戦目は高打点のアガリを何度も決めた山脇プロが制し、卓内1位で次のステージに進出した。

予選F卓は勝又健志プロ(EX風林火山)、瑞原明奈プロ(U-NEXT Pirates)の2人と、招待選手から醍醐大プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)、奈良圭純プロ(日本プロ麻雀連盟)の2名が出場。初戦でトップを取った瑞原プロが危なげなく勝ち上がると、2戦を共に2位で終えた醍醐プロがプラスをまとめて通過を決めた。

予選G卓は黒沢咲プロ(TEAM RAIDEN/雷電)茅森早香プロ(セガサミーフェニックス)、渋川難波プロ(KADOKAWAサクラナイツ)と、団体屈指の強豪・河野高志プロ(RMU)が出場。初戦は渋川プロが大きなトップを獲得してほぼ通過を決め、2戦目では河野プロが黒沢プロとの競り合いを制して2ndステージに進出した。

予選H卓は萩原聖人プロ(TEAM RAIDEN/雷電)、佐々木寿人プロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)に近藤久春プロ(日本プロ麻雀連盟)坂本大志プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)の組み合わせとなり、初戦で勝った坂本プロが2戦目でラスとなるも、リードを生かして逃げ切り。2戦目を快勝した萩原プロがトップ通過となった。

「Mトーナメント2023」の予選卓は、毎週月曜・木曜15時から、1日2組・4半荘の対局が放送されている。木曜は一部を除きABEMAプレミアム限定配信となっているので、ぜひABEMAプレミアムに加入し、熱戦の模様をお楽しみいただきたい。

(文・東川亮)

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