最近、日本人女性に対するハワイやアメリカ本土での入国拒否が多発していると耳にします。
日本人を証明する日本国のパスポートの信頼性は世界一とまで言われた時期があり、どこの国でも善良な日本人の入国はウエルカムでした。
しかし最近、そんな信頼性が揺らいでいるようです。
日本でも入国拒否を行う場合が多々あります。
その昔、テレフォンカードの偽造等が多発した時期には、成田空港でのイラン人の入国審査が厳しく行われ、審査の結果そのまま帰国させられるという事案が多数ありました。それでもどうしても日本で働きたいという外国人は、日本の有名なホテルに予約を入れ、ホテルから予約証明書を発行してもらい、空港での入国審査に際しその証明書を提示し「観光目的」で入国を果たしたりもしていました。もちろん入国できればホテルの予約はキャンセル。そして日本へ潜り込んだ挙句多くの不法滞在者が発生しました。
ビートルズのポール・マッカートニーですら麻薬使用等の前歴から日本への入国を拒否されたこともあります。
逆に勝新太郎さんはハワイへのバカンスに際し、マリファナとコカインの不法所持によりホノルル空港で逮捕され罰金刑を受け、その後ハワイからの強制国外退去処分を受けています。
このように各国の国際線の出入国(特に入国)審査に於いては審査官による荷物、所持品のチェックが行われ、その国への入国目的、滞在日数、滞在場所等の質問を受け流ことになります。
不審な点がある場合は、別室にて詳細な検査が行われ、不法入国の疑いがあれば入国拒否、国外退去となるのです。入国拒否を受けると乗ってきた航空会社の別便でやって来た国へ帰国させられます。帰国便のチケット代は当然本人の負担となります。
最近、インフルエンサーと称する日本人女性がハワイへの入国を拒否されました。一人旅の短期観光なのに、宿泊先が明確でなく、所持品の多さ(特に着替えの洋服)等が検査に引っ掛かった理由と思われます。実は近年、アメリカやドバイなどへの《風俗》の出稼ぎを行う日本人女性が増えているようで、売春目的の《出稼ぎ風俗》を問題にした米当局が規制を厳しくしている結果です。
それにしても若い女性の《パパ活》等の性を売り物にするモラルや意識の低下が、入国拒否へと繋がっているようです。