- Home
- 全国麻雀業組合総連合会, 最新の記事, 麻雀ニュース
- 全国麻雀業組合総連合会「第64回定時総会」オンライン形式で開催
全国麻雀業組合総連合会「第64回定時総会」オンライン形式で開催
- 2023/7/27
- 全国麻雀業組合総連合会, 最新の記事, 麻雀ニュース
2023年(令和5年)6月4日(日)、全国麻雀業組合総連合会(以下、全雀連)は「第64回定時総会」をオンライン形式で開催した。
開会にあたり、高橋常幸理事長は「令和4年度は、新型コロナウイルスの影響もやわらぎ、店舗にもお客様が戻ってくる流れの一年でした。組合活動においては、議員との面会や会合、警察庁との面談の回数も増え、業界に関する意見交換を積極的に行うことができた。その中で特に『子供が遊戯できる麻雀施設』の条件整備おいては警察庁と何度も意見交換を重ねており前進している。一方、現状に合っていない会則や古い慣習に縛られ、会員数も激減している全雀連の組織自体を変えていくのかが喫緊の課題となっております。また、風営法上の数々の問題に対しても従来の感覚が通用して行かないムードもあり、法改正等においても本腰を入れて向き合う必要があると考えております」と挨拶した。
その後、小正英雄・福岡県連理事長を議長に選出して以下の議案について審議が行われた。
【議案】
①令和4年度事業報告の件
(高橋常幸理事長)
②令和4年度決算報告の件
(香宗我部真会計理事)
③監査報告
(小林一就監事)
④令和5年度事業計画の件
(高橋常幸理事長)
⑤令和5年度予算の件
(香宗我部真会計理事)
⑥規約改正
(高橋常幸理事長)
以上の議案が審議され、すべて承認された。
その後、役員改選が行われ、執行部案を承認し、理事長には高橋常幸氏が就任。理事長として3期目に突入した。
また、新年度からは愛知県麻雀業組合連合会の川岸樹生理事長が退任し、新たに愛知県連理事長に就任した駒井淳理事長が全雀連副理事長に就任する他、営業環境適正化委員長に山田圭氏が就任、青年部に営業環境適正化委員会副委員長の飯沼雅由氏、柚口雅俊氏、小池美穂氏の3名が加わり、それぞれ全雀連副理事長として活動していくこととなった。
議案審議の後は、財務省主税局によるインボイス制度についての動画が放送された。この動画は事前に財務省担当者が高橋理事長に向けて説明したものだが、担当者は麻雀店営業を念頭に入れた形での説明であったため、大変わかりやすく、役員の方たちも大いに参考になったのではないだろうか。
[令和5年度事業計画]◎組合加入制度の改革
組合の無い地域の直会員制度を見直す。
《個人会員制度》
6000円/月(通常会費36000円+営適会費36000円)
※営業環境適正化委員会に入らない場合は3000円/月でも可能
◎情報発信の強化
現在の全雀連公式LINEにおける情報発信を強化するのはもちろん、組合店舗向け営適会員向けのグループを開設し、本部からの情報のほかに、顧問からの情報なども発信していく。
◎子供が遊戯できる環境づくりをバックアップしていく
今後麻雀ファンが増え、業界が活性化していくには、子供たちの麻雀ファンが増えることは不可欠といえる。現在警察庁と進めているガイドラインを年内に完成させ、この活動をバックアップしていく。
◎営業環境適正化委員会の活動強化
営適制度を名称変更し、通常の組合費とは別の目的の制度であることを明確化する。
深夜営業の規制緩和や賞品提供に関する勉強会を開催していく。
特別顧問に協力いただき、都道府県警との連携を密にしていく。