「第17回青雀旗争奪全国大学対抗麻雀選手権大会」(主催=毎日新聞社・日本学生競技麻雀連盟)は平成24年11月18日、大阪市天王寺区の「クラブ天山閣」で開催された。
参加選手は全国各地の予選を勝ち上がった38大学の56チーム・112人。
大会は森竹一平(近畿大学)と美影あや(大阪学院大学・麻雀女子会リーダー)の司会で進行。
齋藤正・日本学生競技麻雀連盟会長の開会宣言に続き、山本晶・毎日新聞社開発宣伝部副部長、石崎和希(関西大学・日本学生競技麻雀連盟近畿支部長)、永野彰一(早稲田大学・学生麻雀部連合代表)の3氏が開会あいさつをした。
協賛メーカーの紹介、前年度優勝校の岐阜大学から優勝旗の返還、出場選手紹介、大阪大学の楠拓也ら両選手による選手宣誓、ゲストの土田浩翔プロのあいさつと続き、美馬春彦(電気通信大学・日本学生競技麻雀連盟関東支部長)による大会説明の後、競技開始となった。
50分打ち切り半荘4回戦の戦いは、一半荘に2回も役満を成就する強者も現れた、若者らしい打ち合いの展開となった。
そんな乱戦を見事制し、優勝・準優勝を独占したのは、九州工業大学の2チーム(優勝が井川尚幸・下薗真人ペア、準優勝が川端悠一郎・宇津巻進ペア)
となった。3位は岡山理科大学(鉛口葵・田中智也ペア)だった。
また、個人部門の優勝は、ペア部門でも準優勝を果たした九州工業大学の宇津巻進選手となった。
今回から装いも新たに、大会運営も学生スタッフ主体となり、名実共に「学生による学生のための大会」として走り出したこの大会、マージャン文化のさらなる発展と若い世代へのアピールのために、大いに期待したいものである。