6月22日、「第6回関西国際公式麻雀大会」が52名が参加し、大阪市の「クラブ天山閣」で開催されました。
今年も東北・関東・北陸・中部・近畿から、国際公式麻雀のアスリートが集まりました。遠方からの選手は1日前からホテルに宿泊しての参加です。今年は前日の遠方の選手たちとの「ミニ大会」も企画して、16名が参加されました。
今回は千葉県での同じ国際ルールの大会が重なったり、常連のご高齢の選手が体調を崩されての欠席などのアクシデントもありましたが、1人でも多く大会に出場いただき大会を盛り上げようと、国際公式麻雀を勉強中の選手の皆さまには胸に「リボン」を付けていただき、その選手には「チョンボなし」にしてあげるルールを採用してみました。
このように国際公式麻雀を広げていくためには、全国の各大会でも新しい選手を増やしていくことを考えていただきたいと思います。
私は冒頭の挨拶で、現在の日中間の冷え込んだ関係を過去のピンポン外交のように、この「麻雀ゲーム」で日中の交流を元に戻すきっかけにしたい。そのため中国北京の人民大会堂で麻雀大会が出来るように、大阪の中国領事館や東京の大使館にお願いをしております。もしも借りることが出来れば、日本の政財界の人たちに呼びかけ、日中の交流麻雀大会をこの国際ルールでやりたい。その時には皆さまにも出場をお願いするかもしれませんとお話しました。
競技は90分4回戦で行なわれ、熱戦の結果、東京から参加の土屋政士選手が優勝されました。
勝因を聞くと、胸に付けている「国士無双」のネクタイであると言われ、会場の皆さまから笑いを取っておられました。
今回の大会は選手の皆さまのマナーがとても良く、気持ちの良い大会で終わることができました。
(大阪麻雀連合会理事長・木下裕章)