麻雀新聞第257号 1996年(平成8年)12月10日
翻る『青雀旗』 第1回大学対抗麻雀 トーナメント競技大会
辻貴子さんの司会で12時開会。まず女性グループのオープニングダンスで雰囲気を和らげ、続いてプラカードとともに出場各大学の代表が入場行進。
主催の日本学生連盟会長・池谷雄一、毎日新聞社取締役・橋本靖正、全段審会長・青木博の3氏のあいさつ、来賓・協賛メーカー紹介の後、学生連盟の橋本康弘さん(早大)がルールを説明。全段審の坂本忠司氏(大阪)が競技方法と集計について説明。
特別参加の甲南大学応援団が力強い応援を披露し、学生連盟・山口明大さん(岡山理科大)の選手宣誓に続き、競技がスタート。
競技は、あらかじめ対戦校が決められ、各チームのペアの合計点によるトーナメント方式。
ファーストゲーム2回戦で52チーム、セカンドゲーム2回戦で26チームと半減していき、ファイナルゲームは敗者復活を含む28チームによる1回戦のペア合計得点で順位を決定した。
なお、ファーストゲームの敗者はゲスト(灘麻太郎、井出洋介、飯田正一、安藤満、青野滋、橘高正彦、押田幸夫、馬場裕一の8プロ)をまじえた「お楽しみ大会」に参加し、15位までに賞品が贈られた。
開会式のルール説明、集計、成績発表は、パソコンとプロジェクターを使ってステージ正面に投影された。
競技終了後、『プロ麻雀』西野孝男氏の寸評、ゲストプロとの質疑応答、フィナーレダンスがあった。
表彰は、優勝旗『青雀旗』のほか、優勝~3位に金・銀・銅メダル。優勝賞品はパソコン、準優勝・3位賞品は海外旅行券など。
名実ともに、大学生を主体とした斬新で画期的な大会となった。