【追憶の麻雀】第23回「トラブル解答集〔2〕」

麻雀新聞第67号昭和57年11月10日

トラブル解答集〔2〕

【1】ゲーム進行中のこんなことが起ったら(続)

⑨牌が2枚足りないのに気付かなかったとき

西家のA君がドラドラチートイツを發の地獄待ち(アガリ牌があと1枚しかないタンキ待ち)でリーチをかけていたところ、親のB君が追っかけリーチ。これにA君が放銃して、親マンの12,000点を支払わされました。A君は悔しまぎれに残りの牌山を全部ひっくり返して發を探しましたがありません。ひょいとテーブルの下を見ると發と北が落ちているのを見つけました。当然今の親マンの無効を主張したのですが……。

【こたえ】

いつも壁牌(最初に積みあげる牌山)を17トンずつ積むようにしていれば、こんなハプニングは起こらなかったはずです。
4人の共同責任ですので、アガった人が出たこのケースではアガリは有効で、親マンは認められます。

⑩ゲームの途中でかなりの数の壁牌をくずしてしまったとき

北家のA君、配牌イーシャンテンで、第ーツモによってはダブルリーチもかかるという好手牌。つい、力がはいりすぎて、ツモの途中でかなりの数の壁牌を袖口でひっかけてしまいました。他家はA君のチョンボだというのですが……。

【こたえ】

故意過失にかかわらず、続行不可能の場合は、チョンボと同額の罰符を支払うべきです。
このケースは過失と思われますが、くずした牌を積み直して進行できる状態なら続行とし、そうでなければ罰符を支払ってもらいます。この場合、くずした者が親ならば12,000点、子ならば8,000点となります。

⑪ゲームの途中、他家の手牌をくずしてしまったら

東家のA君、さあ親番ということで、すわり直そうとしたところテーブルに椅子をぶつけてしまいそのはずみで西家B君の手牌が表向きに倒れてしまった。怒ったB君は、A君にどうしてくれる……と文句を言ったが。

【こたえ】

前間⑩の壁牌をくずす過失より重い過失といえそうです。西家のB君とすれぱ続行不可能でしょうし、チョンボと同等の罰符を支払わなければなりません。罰符の額は前問と同じです。

⑫先ヅモした者が、ツモった牌を返さなかったとき

南家が先ヅモしていたところ、親の捨てた牌を北家がポン。南家は素知らぬ顔でツモっていた牌の隣りの牌を返しました。これを見つけた西家が抗議したところ、南家は「絶対間違いないよ」と言い張るのですが……。

【こたえ】

南家以外の3人が入れ替えを確認したのなら、南家はそれにしたがうべきです。それができない場合は、南家にアガリ放棄を申し渡して、ゲームは続行です。何よりも、先ヅモはマナーとして最低ですので、ゲーム前に厳禁の申し合わせをしておくべきです。

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