待合、料亭、芸妓置屋の三業が集まる地域を三業地と言う | 麻雀新聞

待合、料亭、芸妓置屋の三業が集まる地域を三業地と言う

昨年末、知人からの紹介で割烹料理店の風俗営業許可申請を行いました。

新年早々の1月5日には所轄警察と風俗環境浄化協会の検査も無事終了し、後は許可を待つばかりとなりました。
割烹料理店でなぜ風俗営業許可が必要なの?とお思いでしょう。そのお店のご主人は先代のご主人が経営していた料亭でも風俗営業の許可を取っていたということでした。
実はこれらのお店のある場所は「三業地」と呼ばれる場所にあり、お座敷に芸者さんを呼ぶための許可が必要となっていました。

三業地とは、明治から昭和期の東京を中心に、待合、料亭(料理屋)、芸妓置屋の三業が集まる地域を言い、三業組合の事務所を俗に検番(見番)と呼んでいました。
江戸時代、深川に辰巳芸者が生まれ、花街と称され、現在も新橋、赤坂、神楽坂、浅草、向島等にその名残があります。

今回申請のご主人も、顧客からの依頼で芸者さんを呼ぶと言うことで、所轄警察署に相談に行き、申請することになったのでした。
今回の申請地は大塚にあり、以前隆盛を誇っていた時代には300人もの芸者衆が在籍していましたが、現在は数名にまで激減してしまったそうです。

しかし最近の駅前再開発に伴い、町おこしの一環として三業組合が中心となり、芸者さんを気軽に呼べるお店を作り、若いお客さんや外国人観光客の誘致にもつなげようと考えたのです。

実は昨年初めにも同じような相談がありました。美容研究家の立派なお屋敷をお借りして料亭に作り替え、芸妓さんを入れ、外国人観光客のツアーの一部に組み入れると言うものでした。

芸妓さんの舞踏や音曲・鳴物で和食を楽しんで貰い、写真撮影をしたりと……。
その会社では既に京都で風俗営業の許可を取り、その企画は大ヒットしているそうです。東京オリンピックに向けて、外国人観光客の誘致の一つとして、その様な日本の文化・芸能を利用するというのも、一つの方法かと思います。町おこしにつながるといいですね。

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