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麻雀最強戦2023 「打倒最強位決戦」は 和久津晶プロが優勝 「全日本プロ選手権」は 桑田憲汰プロが優勝し ファイナル進出を決める!
近代麻雀プレゼンツ「麻雀最強戦2023」は、2023年(令和5年)9月24日(日)に「打倒最強位決戦」、10月15日(日)に「全日本プロ選手権」が開催された。
「打倒最強位決戦」は、最強位・瀬戸熊直樹プロを倒すべく情熱を燃やすトッププロを中心に集められた8名が競い合う大会。顔ぶれも、萩原聖人プロ(日本プロ麻雀連盟・TEAM RAIDEN / 雷電)・小林剛プロ(麻将連合・U-NEXT Pirates)といったMリーガーをはじめ、男性では石橋伸洋プロ・浅井裕介プロ(共に最高位戦日本プロ麻雀協会)、和久津晶プロ・川原舞子プロ・一瀬由梨プロ・宮内こずえプロ(いずれも日本プロ麻雀連盟)と、豪華な顔触れになった。
A卓は萩原プロがリードして試合を進めてセーフティーリードを築き、オーラスも2番手の浅井プロが小林プロに11900点差を付けていて、決勝卓進出はこの2人で決まるかに思われたが、小林プロが高目三色のフリテンリーチをかけ、見事ツモアガリ。満貫で浅井プロを100点かわし、逆転で決勝卓進出を決めた。
B卓は常に瀬戸熊プロの背中を追ってきたという和久津プロ、そして最強戦で瀬戸熊プロに悔しい負け方をした3名と、いずれも瀬戸熊プロに対して強い思いを持つ女性選手同士の対決になった。東1局、一瀬プロが親番で加点してリードするが、和久津プロが役満・四暗刻をツモって逆転。これで和久津プロが抜け出したかに思われたところに、宮内プロ、そして川原プロも高打点のアガリを決めて追いすがる。しかし最後は和久津プロ・宮内プロと経験・実績で勝る2人が競り勝ち、決勝へと進出した。
決勝卓は萩原プロ・小林プロ・和久津プロの3者が競り合い、宮内プロが一人出遅れる展開に。南3局、後がない宮内プロと和久津プロがテンパイでぶつかると和久津プロが競り勝ってトップ目に浮上。最後は自力でオーラスを終わらせ、見事に初めてのファイナル進出を決めた。
「全日本プロ選手権」は、厳しいプロ予選を勝ち上がった8名による対決。他の大会と違って招待制ではないため、プロであればキャリアに関係なく誰でも出場が可能だ。最強戦に出場するチャンスを得たのは、原佑典プロ・神森天心プロ・横山毅プロ・大和プロ・泉裕斗プロ・桑田憲汰プロ(以上、日本プロ麻雀連盟)、酒井俊晴プロ(麻将連合)、小寺勇輝プロ(RMU)の8名となった。
A卓は今大会最年少・23歳の神森プロが序盤に大きく加点すると、その後も盤石のゲームメイクで最後までトップは譲らず。日本プロ麻雀連盟の関西本部長という肩書きを持つ横山プロが、熟練の打ち回しで2位に食い込んだ。
B卓では、桑田プロが攻撃的な麻雀でアガリをものにしてオーラスを抜けたトップ目で迎え、そのまま快勝。2位には老練な麻雀で効果的なアガリを決めた酒井プロが入り、決勝卓進出を決めた。
決勝卓は4名がそれぞれに持ち味を発揮する戦いとなったが、見事な手順で満貫を決めて抜け出した桑田プロがトップを獲得。全国からおよそ500名が参加した全日本プロ予選を制し、ファイナルへと駒を進めた。
麻雀最強戦は、10月29日(日)に「全国アマチュア最強位決定戦」が行われた後、11月の「ザ・リベンジ」を持ってファイナル出場者16名が決定する。「ザ・リベンジ」終了後はその場でファイナルの組み合わせ抽選会も行われるので、ぜひご注目いただきたい。
■麻雀最強戦HP(https://mahjong-saikyosen.com)
(文・東川亮)
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