株式会社鳳凰主催3人打ち店舗代表対抗戦「第四回鳳凰杯」開催!
- 2016/7/1
- 雀サクッTV, 麻雀イベント, 麻雀動画, 麻雀大会・日程, 麻雀業界担当者インタビュー
去る6月28日、日本最大規模のサンマ(3人打ち麻雀)の大会「第四回鳳凰杯」の決勝戦が大阪府大阪市の「鳳凰ショールーム」にて行われ、大阪府枚方市の「麻雀倶楽部くまさん」が見事初参戦で初優勝を果たした。
「鳳凰杯」は、全自動麻雀卓を製造・販売する株式会社鳳凰が主催する大会で、関西を中心とする麻雀事業者参加型のイベントとなっている。
関西地方においてはフリー麻雀店営業者の約9割が3人打ちを専門種目とした店舗を運営していることから、第二回大会より3人打ちを競技種目に定めて開催している。
また、この大会を通じて事業者同士が友好を深めるとともに、営業に有益な情報を交換する場所としても大いに機能し、業界全体を盛り上げる役割を果たしている。
そして、3人打ち麻雀の大会としては、規模の大きさも事業者参加型であることも、そして全対局がインターネット生配信されることも極めて珍しく、関西の「サンマ文化」を広く発信するイベントにもなっている。
第四回大会となる今回は過去最多の44店舗が参加して、4月〜6月の約2か月間にわたって熱戦が繰り広げられた。
3人打ち麻雀は大物手が出やすい上に「鳳凰杯」ルールとして5筒・5索はすべてドラになるので、かなり派手な打撃戦になるにもかかわらず、上級者同士の対局となると、守備力の高さから意外なほど放銃率が低くなるというエンターテインメント性の高さは、ネット配信のコンテンツとして評判となっている。
運営を担当している「雀サクッ」では「ニコニコ生放送」「AbemaTVFRESH!」の同時生放送と「Youtube」でのアーカイブUPを行っており、実況に日本プロ麻雀連盟の赤木由実プロ、解説に元近鉄バファローズの加藤哲郎氏、最高位戦日本プロ麻雀協会所属の津田岳宏弁護士、麻雀解説の第一人者である梶本琢程氏、オンライン対戦麻雀「天鳳」の初代天鳳位ASAPINを迎える豪華な布陣で配信し、今大会の生配信の視聴数合計・前大会のアーカイブの視聴数合計は、共に10万の大台を記録する人気麻雀コンテンツとなっている。
今回厳しい予選ラウンドを勝ち抜いて見事決勝に進出したのは大阪府大阪市「ど素人麻雀くらぶアットホーム千日前店」、大阪府大阪市「まぁじゃんTwo-in」、大阪府大阪市「麻雀倶楽部くまさん」。いずれも大阪府内のサンマ専門麻雀店で、本場の専門店の強さを見せ付ける組み合わせとなった。
そして、実力店舗がしのぎを削る激しい戦いの結果、序盤の粘りを幸運に変え、中盤にはあらゆる技を駆使して、終盤まで油断なく捌いた「麻雀倶楽部くまさん」が、心技体揃った素晴らしい圧勝。
中盤以降は消化試合になるかと思われた対局だが、それでも最後までできることをやり切って戦った「ど素人麻雀くらぶアットホーム千日前店」「まぁじゃんTwo-in」の両店舗も、その技術と根性を見せ、最終局まで逆転の可能性を残して、記憶に残る対局を作り上げた。
是非皆さんも、アーカイブ映像で3人打ちならではのスピード感ある迫力の対局を体感してみてはいかがだろうか。
(雀サクッ事務局)