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就職内定へリーチ!「マージャン」が就職活動の採用方法に活用される!
- 2013/3/4
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去る3月4日、東京・飯田橋のマージャン店「東南荘」で「麻雀採用」という就職活動の選考会イベントが開催された。
応募条件は「マージャンの強さに絶対の自信がある人」
2013年度新卒採用から始まり、今回で5回目の大会となったこの日も、32名のマージャン自慢の就活雀士が集まった。
このユニークな就職活動のイベントを企画したのは、各種人材採用を支援する会社「カケハシスカイソリューションズ」が運営する就職活動支援サイト「ミートボール」。「得意なことで勝負する就活」をテーマに「マージャン」のほかにも「囲碁」に「将棋」、果てはキャバクラやホストクラブでの勤務経験があり、なおかつ指名ナンバーワンになったことがあることが応募条件の「ご指名No.1採用」や、会社を設立した経験があることが応募条件の「会社、つくりました採用」など、一瞬冗談かと見紛うような採用イベントも数多く開催している。
このような取り組みについて、「麻雀採用」の発案者であり担当者である池田園子さんは、「就職活動における学生の武器となるものを増やしてあげて、少しでも就活を楽しんでもらいたい」との考えからこのようなイベントを企画していると話す。
その中で1番最初に思いついたのが「マージャン」。就職活動からは1番遠いイメージで、ギャップの面白さとインパクトがあると直感的に感じたからだそうだ。
また、もちろんそれだけではなく、マージャンというゲームが必要とする、「論理的思考力」「勝敗にこだわる(負けず嫌い)」「集中力」「コミュニケーション能力」などの要素は採用の観点から見ても重要な材料となりえるもので、実際、「麻雀採用」からは内定者も多く出ていて、定番のイベントとして定着している模様だ。
今回も最高位戦日本プロ麻雀協会の山口まやプロと和田聡子プロをゲスト司会に招いて、半荘3回戦で、2014年春卒予定の学生が真剣にマージャンの腕を競った。成績上位8名にはこの選考会に参加している企業の面接権が与えられた。また、当日、学生の様子を見学に来た参加企業の担当者が参加学生をスカウトするケースもある。
「とにかくこのイベントの最大の特徴は事前に参加企業の情報は学生にいっさい知らせず、学生が好きなこと、得意なことを先に提示して、企業側が反応してくれることにより、今までの就職活動形態では出会うことのなかった学生と企業が、偶然なマッチング、魅力的なマッチングを遂げるところなんです」と池田さんは最後に話してくれた。
このような就職活動のツールとして「マージャン」が活用されるのは、マージャン業界にとってなんとも喜ばしいことであり、「マージャン」のイメージアップにも大いにつながることといえるのではないだろうか。