弁護士が企画・協賛する賞金付き麻雀イベント「京都グリーン杯」開催

麻雀プロでもある津田岳宏弁護士がこのたび賞金付きの麻雀イベント「京都グリーン杯」を開催。今回はこのイベントの配信を担当した「雀サクッ」の矢後誠氏にイベントの模様をレポートしていただき、合わせてこのイベントを企画・協賛する津田弁護士にお話しをうかがった。

「麻雀配信番組を自分で作ってみたい!」
「雀サクッTV」で麻雀配信を行いだしてから何回かこのような提案を受けました。
これまで「雀サクッTV」で配信してきた「関西トーナメントKING決定戦」「アフロディーテカップ」「りんしゃん!!」等の番組は麻雀プロが企画している番組でした。
しかし、今回の「京都グリーン杯」は主催である京都グリーン法律事務所代表弁護士の津田岳宏弁護士が企画した番組です。
ただ、他の番組と決定的に違うのは「放送向け麻雀に特化した賞金付きトーナメント」とPRしている点です。
津田弁護士は、「全国麻雀業組合総連合会」の顧問弁護士であり、最高位戦日本プロ麻雀協会のプロでもあります。
その津田弁護士が企画した配信大会ですので、コンプライアンスをクリアした大会となりました。
この大会は、プレスリリースもされ、ウエブ版の日刊スポーツやYahooニュース等でも大会の詳細や結果、津田弁護士のインタビューが紹介されました。

また大会バナーのイラストを、作家の池井戸潤氏のカバーイラスト等で人気の大前壽生氏が描いているなど、細部にまでこだわりを持って大会を企画しています。
賞金に関しても「優勝の可能性がなくなった人の目的を作る」ということで「技能賞」「殊勲賞」「敢闘賞」を設け、優勝が無理ならばこの賞を目指すというような目標を設定したり、優勝賞金も「1人浮き」「2人浮き」「3人浮き」で金額が変わるというシステムにするなど、対局におけるエンターテインメント性やスペクタクルにこだわったものになっています。
「麻雀プロもおしゃれで」ということで、これまでいつもスーツでの対局が多かった麻雀プロが私服での対局を行うのも面白い企画でした。

「麻雀対局もメジャーリーグやサッカーの様に楽しんで見ることのできる対局にしたい」というのが長年の夢であったという津田弁護士は、この大会のサブタイトルに「見る麻雀の新しいカタチ」と銘打ちました。
そのこだわりとしてすべての対局に「主役」となるべき選手を設定し、物語仕立てにしてEPSODEとしたり、初めて見る方でもどのような選手かがわかるようにHP等で詳細なプロフィール動画を掲載しています。
それにより、対局中等に気になった選手の動画等をチェックしながら配信をご覧になった視聴者の方が多数いらっしゃったようです。
大会は7月10日にファイナルが行われ、シーズン1の勝者は、西村揚平プロ(麻将連合)となりました。
現在公式サイトでは全対局の動画がUPされております。見逃された方はぜひこちらでご覧ください。
そして「この選手とこの選手の対局を見たい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ番組スポンサーになってみませんか?
(雀サクッ事務局矢後誠)

津田岳宏弁護士インタビュー

-スポンサーとしてこのような大会を開くことのきっかけとその意義
麻雀プロになり麻雀大会にイメージの問題でなかなかスポンサーがつかないことをあらためて実感したのがきっかけです。自分が行動を起こして麻雀大会にスポンサーがついていく流れをつくりたいと思いました。
法律事務所がスポンサーになって賞金付き麻雀大会をすることが、少しでも麻雀のイメージアップに繋がればと思いました。
-ご自身がプロとなった理由と今後の活動目標
プロになったのは勧誘されてという消極的な理由でしたが、今ではとても良かったと思っています。今後も麻雀のイメージアップに繋がるような活動を積極的にしていきたいです。

-配信や大会システムなどエンターテインメント性へのこだわりについて
真剣勝負とエンタテイメントを両立させた大会にしたいと思いました。まずは賞金を出すことによって、真剣勝負の要素を強くしました。エンタメの部分では、視聴者が出場者に感情移入しやすいように、事前にインタビューなどをしっかり撮ってHPを充実させました。ルールやシステムは、第1回ということもあり、色々な要素をたくさん入れました。
視聴者が見ていて楽しく、しかも出場者の腕が発揮されやすい、というシステムにしようと努めました。イメージを上げたいので、明るい雰囲気の大会にしたいと思いました。

-このような大会を開くことによってマージャン店およびマージャン業界にあたえる、もしくはあたえたい影響や事柄、麻雀のイメージアップを行い、麻雀人口を増やし、ひいては麻雀の法律的地位の向上を果たしたいです。
-大会を振り返って今回の良かった点、反省点、今後の展開などについて
私が思っていたよりもずっと大きな反響があり驚きました。今後も「京都グリーン杯」は続けていきたいです。
目標としては、この大会を続けていくことにより、放送用麻雀の新しいスタンダードを確立し、多くのスポンサーをとりこんで、麻雀業界の発展につなげていくことだと考えています。

-今後のマージャン店営業に関しての提言やヒント
麻雀店は風営法の対象業種ですから、風営法をよく理解すること及び管轄する警察と良好の関係を保つことが非常に重要です。今後はやはり、明るくて雰囲気の良い店が生き残っていくと思います。警察の取締の観点からも、明るくて雰囲気の良い店は取り締まられにくいかもしれません。世の中の流れに合わすことも重要かと。禁煙の雀荘が増えてきているのは、とても良い兆候だと思います。こういう事情はロビー活動をするときにも使えますしね。

―今後のマージャン業界の活動についての提言やヒント
麻雀業界は、とくに最近は追い風になるようなニュースが多く、チャンスが来ていると思います。ひとりひとりが意識を持って少しずつ行動を起こすことで、大きなうねりが起きるのではと期待しています。
もちろん僕も、先陣切って力を尽くしたいと思っています。法律の専門家であるという点を業界のために最大限役に立てたいと思っています。

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