プロ麻雀リーグ 「大和証券Mリーグ 2023‐24シーズン」 開幕から1ヶ月 好スタートを切ったのは KONAMI麻雀格闘倶楽部

Mリーグ2023‐24シーズンがいよいよ開幕した。

チーム数が増えて試合数が増加したことに伴い、今シーズンは例年よりも2週間早い2023年(令和5年)9月18日(月)より、熱い戦いが繰り広げられている。

試合数の消化にはややばらつきがある中で、10月20日の試合が終わった段階での順位表がこのようになっている。

■チームランキング(10月20日終了時)

①KONAMI麻雀格闘倶楽部

312・3ポイント

②U-NEXT Pirates

174・2ポイント

③赤坂ドリブンズ

25・4ポイント

④TEAM RAIDEN / 雷電

▲0・8ポイント

⑤渋谷ABEMAS

▲37・0ポイント

⑥セガサミーフェニックス

▲52・7ポイント

⑦BEAST Japanext

▲109・6ポイント

⑧EX風林火山

▲153・0ポイント

⑨KADOKAWAサクラナイツ

▲160・4ポイント

序盤のポイントリーダーとなったのはKONAMI麻雀格闘倶楽部。エース・佐々木寿人プロ、昨シーズンのMVP・伊達朱里紗プロがいずれも開幕から3連勝と、これ以上ない滑り出しとなった。ラスも16戦で1回だけと安定感も抜群で、10月20日終了時点ですでに300ポイント以上を持って優位なポジションを築いている。

昨シーズンの覇者・渋谷ABEMASはやや低調な滑り出しに。大黒柱である多井隆晴プロの出場が少ない中で白鳥翔プロや日向藍子プロが苦戦していたが、10月19日の2試合で白鳥プロが初トップを獲得、多井プロも2着でまとめてポイントを戻しており、ここからの巻返しに期待だ。

新規参入のBEAST Japanextは、鈴木大介プロが前評判通りの攻撃的な麻雀で大暴れし、序盤の話題をさらった。また、菅原千瑛プロはデビュー戦で新Mリーガーの7人の中での初トップを獲得。エース・猿川真寿プロも2勝と奮闘しているが、ポイントはマイナス域と、全体を通してみればやや苦戦している様子が見られている。

■個人スコアランキング(10月20日終了時)

①仲林圭プロ

209・3ポイント

②園田賢プロ

201・1ポイント

③伊達朱里紗プロ

186・4ポイント

④佐々木寿人プロ

167・8ポイント

⑤魚谷侑未プロ

117・5ポイント

個人成績では、5戦4トップと絶好調の仲林圭プロが首位。もともと前評判の極めて高い打ち手ではあったが、今シーズンはその実力をいかんなく発揮している。2位には3トップの園田賢プロ、佐々木プロ・伊達プロのKONAMI麻雀格闘倶楽部勢に魚谷侑未プロが上位5名に名を連ねている。

■11月のMリーグ・注目ポイント

まだまだ前半戦なのでポイント状況に一喜一憂するには早いが、選手の立場でみれば少しでも数字を持ってこの先の戦いに臨んでいきたいところ。特に、まだトップのない選手にとってみれば、初トップは一戦でも早く欲しいだろう。10月20日終了時点で新Mリーガーでまだトップがないのは、セガサミーフェニックスの醍醐大プロとBEAST Japanextの中田花奈プロの2名。特に中田プロはまだ出場機会自体が少ないが、出場時には注目も集まり、その中で印象的な打ち筋も見せているだけに、初トップに期待しているファンも多いことだろう。

また、今シーズンのMリーグでは、カンドラがすべて乗った場合(裏ドラを含む)、「槓ドラ全ノリ完全メシ祭」として、『完全メシカレーメシ 欧風カレー』100食がプレゼントされる企画を行っている。こちらはSNSで気軽に応募できるので、ぜひご参加いただきたい。

熱い闘牌が繰り広げられるMリーグ、この先の試合にも注目だ。

(文・東川亮)

■esportsパーク「RED°TOKYO TOWER」とのコラボレーションイベント開催

また、一般社団法人Mリーグ機構は、2023年(令和5年)10月20日(金)、esportsパーク「RED°TOKYO TOWER」とのコラボレーションイベントを開催することを発表した。

「RED°TOKYO TOWER」(https://tokyotower.red-brand.jp/)は「RED°」ブランドのメインプラットフォームとして、TOKYO/JAPANのアイコンである東京タワー内に2022年4月に開業された日本最大規模となるesportsパーク。最新のゲームタイトルをプレイしたり、世界最先端のXR技術を搭載したスタジアムで大会やイベントを楽しんだりと、あらゆる場面で遊びを詰め込んだ「異次元のエンタメ体験」を提供する空間となっている。

今回のコラボレーションイベントはMリーグ初となる取り組みで、2023年(令和5年)11月24日から2024年(令和6年)1月28日の約2ヶ月にわたって、全11日程でパブリックビューイングを行うほか、U-NEXT Piratesの仲林圭プロのXの投稿がきっかけとなって実施されることになったコラボカフェでは仲林プロ監修のもとフードやドリンクが提供されるなど、さまざまな企画が実施されることになっている。

主な企画としては、

◎Mリーグパブリックビューイング(全11日程)

◎Mリーグリポーター・松本圭世監修「Mリーグ謎解き」

◎コラボグッズ販売(Mリーガー36選手の描き下ろしイラストを使用したグッズを中心に販売。RED° E-SHOP[ECサイト]にても受注販売)

◎コラボカフェ(1F RED°食堂。RED°食堂はチケット不要・無料でどなたでもご入場いただけます)

◎MリーグBAR(5 F RED°STAND。各チームのチームカラーをベースにアルコールドリンクを提供)

が実施される。

また、今回のコラボレーションにあたって、Mリーガー36選手の描き下ろしイラストを制作。「RED°TOKYO TOWER」5F敷地内に全選手のイラストを展示するほか、ドラフト1位選手の等身大パネル、Mリーグで実際に使用した麻雀卓、「Mリーグ2023‐24」レプリカユニフォームの展示を行い、観覧だけでなくフォトスポットとしても楽しめるようになっている。さらに、ボードゲームエリアには手積み麻雀卓を設置し、実際に麻雀を楽しめるエリアも用意されている。

チケットやグッズの購入方法など詳細に関しては、「Mリーグ×RED°TOKYO TOWER特設サイト」(https://tokyotower.red-brand.jp/event/red_mleague/)にて発表されることになっている。

ぜひ、楽しみにしていただきたい。

ⒸABEMA

ⒸMリーグ

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