骨髄バンクチャリティ麻雀大会2018 in 大阪 | 麻雀新聞

骨髄バンクチャリティ麻雀大会2018 in 大阪

骨髄バンクチャリティ麻雀大会2018 in 大阪

3月11日(日)、大阪府大阪市にして開催

 3月11日(日)、関西は大阪にて大規模な麻雀イベントが執り行われた。その名も「骨髄バンクチャリティ麻雀大会2018 in 大阪」。骨髄移植により命を救われた山口明大プロが発起人となって、関東・関西で毎年開催されている一大イベントだ。
 今回は、大阪梅田の麻雀店「つどい麻雀 菜の花」にて、数多くの競技プロや著名人も招きつつ、盛大に開催された。参加費4000円の内、1000円が骨髄バンク普及活動へ寄付される。また、大会中、会場内に募金箱も設置されており、多くの参加者がその中へ思い思いの金額を寄付金を投じていった。

募金箱を持って歩く木崎ゆうプロ

 本大会の主幹である山口プロの開会宣言の後に、すぐに麻雀が開始され、20卓からなる麻雀卓が一斉に牌音を響かせる様は壮観。かといって堅苦しい競技大会ではなく、骨髄移植への理解を深めつつ、プロと一緒に麻雀を楽しむのが主たる目的であり、なによりも競技プロたちが楽し気に麻雀を打っていたのが印象的であった。

開会式の様子


麻雀を楽しむ足木優プロ・与那城葵プロ

 成績上位者にはいくつかの景品も用意され、優勝者である竹室千早さんにはWEST ONE CUPの本選シード権が授与された。

優勝者の竹室千早さん(右)

景品の数々

 そして、毎大会恒例となっている大会後のオークションも大盛り上がり。競技プロや協賛企業が寄贈した景品を一般参加者が競り合い、その落札額の一部もまた骨髄バンク普及活動へ寄付されるというものだ。株式会社マツオカからは全自動麻雀卓なども出品される。
 今回は、麻雀漫画アカギの原作者である福本信行氏のサイン入り色紙が出品され、過去最高額の落札額を叩き出したのが衝撃的な一幕であった。

オークションに出品された麻雀卓

 骨髄移植や白血病と聞いても、健康な身体を持つ人はいまひとつ想像に難しいかもしれない。しかし、日本の中ですら毎年新たに約6000人もの重篤な血液難病患者が生まれ、その内2000人が骨髄移植による治療を望んでいる。
 彼らの身に寄り添うことは難しくとも、その病に理解を示し、小さな援助をすることは簡単なはずだ。このチャリティ麻雀大会を通して、少しでも多くの難病患者が救われることを祈る。

 主催:骨髄バンクチャリティ麻雀大会in大阪実行委員会
 後援:非営利団体ニューロン本部 認定特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会

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