いきいき人生 vol.60
マージャンを愛してやまない シルバー世代に贈る こころすこやかに生きる ためのささやかな処方箋
これからどんどん 寒さがきびしくなる季節 鍋は栄養面でも体調面でも 精神面でも良いことばかり 家族や友人と ぜひ召し上がれ!
秋から冬に突入する季節は、体が慣れていないので、
気が付いたら体が冷えて風邪を引きやすくなりますね。私の周りでも風邪引きさんが増えています。
そんな時期は、鍋が食べたくなります。鍋は体が温まりますし、基礎代謝が上がり、冷え性や低体温症の改善になるそうです。
今回は先月に続き、鍋のお話です。鍋を食べることによって、普段はそんなにたくさん食べない方でも野菜をたくさん食べられますね。
火が通っているので、生のサラダなどより食べるグラム数もかなり多くなりますね。
野菜やきのこ類をたくさん食べれば、ビタミンやミネラルなどの不足しがちな微量栄養素がとれます。
流れ出た栄養分も残さず飲めますし、肉や魚などを入れれば、たくさんの栄養素を体に取り込むことができます。
代表野菜の白菜は、ビタミンB1、B2、Cの水溶性ビタミン、A、D、E、Uの脂溶性ビタミン、βカロテン、リコピン、などを含んでおり、
お肌にハリを与えて肌荒れ防止、免疫力アップ、骨や歯の成長を助ける効果があるそうです。
ビタミンUなんかは胃腸の薬にも入っていますから、お酒を飲むときに白菜を食べれば、
少しは二日酔いがマシになるかもしれませんね。
そして、家族や友達などと鍋を囲むわけですから、楽しくて美味しい食事をすることで、精神面にもよい影響を与えてくれるそうです。
家族で鍋だと鍋奉行してばかりになる 私は、気の合った友達との鍋は毎年楽しみです。
「なに鍋にする?」「しし鍋食べたいな」と、会話も弾みますね。
日本には各地に色々な鍋がありますが、世界の鍋もたくさんあるのでご紹介します。
10年くらい前に流行ったタジン鍋。これはモロッコ料理で知られており、とんがった帽子のような形のふたが特徴的です。
羊肉か鶏肉と野菜をスパイスで煮込んだ料理です。
変わった鍋ではチーズフォンデュやオイルフォンデュで知られるフォンデュです。
ぐつぐつ煮込むのではなく、バゲッドや火を通した野菜などを専用の長めのくしに刺し、
鍋で温めたチーズやオイルに入れて食べるものです。スイスでよく食べられています。
麻雀が終わった後、みんなでワイワイおしゃべりしながら、鍋を囲んでみてはいかがでしょうか。体が温まり、寒い日でもぐっすりと良く寝られますよ!
PROFILE:行政書士。
2004年「なかの千津香行政書士事務所」開業。
介護福祉士、アロマの資格を持ち、
相続・遺言・成年後見など
高齢者関係の中心の仕事をメインとしている。
HP:http://nakano-office.net