「第29回北海道麻雀競技大会・北の陣天翔杯」 | 麻雀新聞

「第29回北海道麻雀競技大会・北の陣天翔杯」

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4月17日〜18日、北海道の洞爺湖温泉「洞爺サンパレスリゾート&スパ」で開催

された「第29回北海道麻雀競技大会・北の陣天翔杯」(主催:北海道麻雀競技大会実行委員会)に、大阪麻雀連合会から麻雀教室の生徒さん、月例大会の選手や役員計19名で参加してきました。
初日の17日は、4人1組の団体戦で、大阪の選手団は、ひとり北海道の選手に入っていただいて全部で5チームで参加することができました。全25チーム100名が参加する晴れやかな大会となりました。
また、大阪麻雀連合会は年に1回、日本の各都市と団体交流戦を開催しておりますので、大阪チーム19名対北海道チーム19名のトータル団体戦も並行して行われました。

3年前は北海道チームに大差で負けました。しかし昨年は金沢市チームに、一昨年は長崎市チームに勝利したので、なんとしても今年は北海道チームに勝たなければと作戦を立てて、なんと小島武夫プロを大阪チームにトレードして参加することに決定しました。
千歳空港で小島プロと待ち合わせて、会場へバスで向かいました。宮城県仙台市からもこの大会を後援する全国麻雀段位審査会の山岸次雄委員長が1チーム引き連れて参加されました。
大会の運営やセレモニーは中庸雄大会会長の温かい歓迎の気持ちのこもった素晴らしいものだったので、大阪チームも大いに楽しんで麻雀を打つことができました。

4回戦の競技が終了し、大阪選手たちに声をかけると、なんとか勝てているような感触だったのですが、トレードした小島プロの成績があまり良くなかったので最後まで心配でした。
競技の結果が発表されると大阪のチームが優勝と3位に入賞しました。優勝チームの「ひまわり特攻隊」チームには大阪麻雀連合会の石端伸次郎理事長がおり、3位の「軍師ひまわり」チームには私、木下と小島プロが入っています。「やった!やった!」と皆と健闘を讃え合って握手をしました。表彰ではメダルを掛けていただきました。今までメダルは沢山の人に掛けてあげましたが、私が掛けてもらったのはこれが初めてです。
小島プロはあまり調子が良くなかったので、[助っ人は人気ほどには役たたず]と先生の聞こえない所で皆に言うと、大いに笑ってくれました。

調子に乗って、初日の閉会の挨拶では、「北海道はもはや敵では無い。来ることもないでしょう」と挨拶しました。
すると2日目の個人戦は上位5位まで全部北海道の選手。大阪の選手は全敗です。2日目の閉会の挨拶では前言撤回、殊勝な態度で「また挑戦に参りますのでよろしくお願いします」と締めくくりました。
(大阪麻雀連合会会長・木下裕章)

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