東京都中野区「禁煙麻雀ラパン」
- 2013/11/21
- 雀荘紹介
女性のきめ細やかなアイデアとサービスを大切にする!
・禁煙雀荘というスタイルに挑戦
駅周辺の再開発でイメージが変わりつつある中野のマージャン店『禁煙麻雀ラパン』。
その名の通り、「店内完全禁煙」を実施しているお店だ。
現在の時流が禁煙に向かっている中で、マージャンファンの中にも多くいるはずの禁煙者を獲得して、他との差別化を図っている。
今年の5月にオープンということで、ほぼ開店して半年を迎えたお店を訪ねた。
夫婦でお店を切り盛りする店長はマージャンが大好きで、普段からよく楽しんでいたそうだが、老後はマージャン店でもやっていきたいという思いがあって現在のお店を始めたという。
・素人目線と女性目線が店を作る
店内に入って驚くのがマージャン店には珍しいほどのかわいい内装だ。これなら本当に女性も入りやすく、くつろげそうな店内だが、このあたりのアイデアはすべて店長の奥様だそう。
店長が笑いながら話してくれたが、どこかに内装を頼もうと考えていたら、すでに奥様がそのカラフルな絵を壁に描き始めていたのだとか。
奥様は1度もマージャン店などのぞいたこともない素人なのだが、逆にそれが功を奏して現在のようなお店ができたというわけだ。
この素人目線・女性目線というものが生かされている部分がこのお店には他にももっとある。
例えば食事の無料サービス。チャーハンやオムライス、うどんややきそば、そして出身である沖縄のソーキそばなど、奥様の手料理が1食無料サービスされる。ボリュームも満点なうえ、食材があればお客様の注文に応えて特別メニューを作ることもあるそうだ。
また、写真にもある通り、トイレのお手拭きタオルがたくさん積み重ねてあったり、おしぼりも自家製で用意しているなど、コストや手間的には難しい部分があるだろうが、それにも勝るサービスの充実と居心地の良さを追求しているのだといえる。
とにかく今までのマージャン業界のサービスというものをある意味くつがえすくらいの思いで、お客様が楽しんで帰っていただくことを最優先で考えているそうだ。
慇懃無礼が一番ダメ。形だけの挨拶や声出しはせず、マニュアル化もしない。お客様ひとりひとりに対応した接客を心がけているわけだ。
若い人達が、正月や花見などのイベントを一緒に楽しむために、気軽に自分の家だと思って遊びにきてくれるようなお店を目標に、がんばっていくというパパさんとママさんに大いに期待したい。
【店舗情報】
禁煙麻雀ラパン
東京都中野区中野3-33-15 KHTビル7F
03-6382-8220