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「2024東京都 シニア・コミュニティ交流大会 TOKYO縁ジョイ!」 健康マージャン種目開催! Mリーガーもゲスト参加! 東京都のシニア世代300人が マージャンで楽しく交流!
- 2024/3/2
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2024年(令和6年)2月3日(土)、東京都『駒沢オリンピック公園 総合運動場 屋内球技場』において「2024東京都シニア・コミュニティ交流大会 TOKYO縁(エン)ジョイ!」(主催:東京都、東京都シニア・コミュニティ交流大会運営実行委員会/協力:健康マージャン実行委員会、公益財団法人日本棋院、公益社団法人日本将棋連盟、東京都ダンススポーツ連盟、一般社団法人日本歌手協会/特別協賛:一般社団法人Mリーグ機構/協賛:理研ビタミン株式会社)の健康マージャン種目が開催された。
このイベントは、シニア世代の皆さまに趣味として親しまれている種目による交流大会を開催し、人と人とのつながりを新たに生み出すとともに、身近なコミュニティへの参加のきっかけづくりを目指すことで、シニア世代の健康で心豊かな生活を応援することを目的に毎年開催されているもの。
健康マージャンの他にも、囲碁(2月4日開催、縁ジョイサポーター:吉原由香里六段)・将棋(2月4日開催、縁ジョイサポーター:田中寅彦九段)・ダンススポーツ(2月12日開催、縁ジョイサポーター:岡田淳一さん)・カラオケ(2月17日開催、縁ジョイサポーター:山本リンダさん)の4種目が行われ、各種目でシニア世代が楽しく交流した。
東京都内に住民登録している2024年(令和6年)4月1日時点で満60歳以上の方なら誰でも参加できるこのイベントの健康マージャン種目には、定員の倍以上となる600人以上のが応募。抽選により当選した300人が参加した。
競技の運営は、一般財団法人日本ウエルネスマージャン・フレイル予防協議会の田邊恵三会長の呼びかけで東京都麻雀業協同組合(高橋常幸理事長)・NPO法人健康麻将全国会(金澤善重代表理事)・一般社団法人日本健康麻将協会(齋藤正会長)の3団体が協力する健康マージャン実行委員会(田邊委員長・金澤副委員長)が担当した。
◎種目協力団体ご挨拶
田邊恵三・健康マージャン実行委員会委員長
私どもが、「介護や認知症の予防」と「地域社会貢献」を旗印に、健康マージャン(ウエルネスマージャン)の普及を目指して35年が経過しました。現在では、それに「フレイル予防」が加わります。
わが国が「超高齢化社会」をむかえて久しく歳月を重ねていますが、健康マージャンがシニア世代の人生を豊かにしていることは確かです。それはハラハラドキドキを体感する頭脳活動を伴う頭脳スポーツであり、また豊かな娯楽性を備えたゲームでもあります。
近年は、「人生百年時代 健康づくり・仲間づくり•生きがいづくり」を標榜し、より現実的な活動を志しています。
このたび「2024東京都シニア・コミュニティ交流大会 TOKYO縁(エン)ジョイ!」が開催されることは、誠に喜ばしい限りです。《健康で心豊かな生活を送ることができる「長寿社会東京」実現》に最も適合した試みであることは間違いありません。東京都民の参加意欲も上々のようです。
健康マージャンは、今全国的なブームで各種イベントの参加者が多いことで知られています。「元気いっぱいのシニア世代の社会参加」がここでは花開いています。コロナ感染症を乗り越えた新しい息吹を感じさせてくれることを期待し、大会の成功を祈ります。(大会プログラムより引用)
今大会の競技で使用する麻雀卓は、大洋技研株式会社の協力により全自動麻雀卓『AMOSジョイ(バッテリータイプ』が使用された。麻雀卓にバッテリーが搭載されているこのタイプは、床面に電源の配線が這うことがないので凸凹で躓くことが避けられるため、シニア世代にとってはより安全に大会が運営されることとなった。
また、イベント会場にはお楽しみコンテンツとして、『eスポーツ体験コーナー』(認知症予防など、脳を鍛える、健康面でも注目されているeスポーツを体験できるコーナー。PS4「ぷよぷよeスポーツ」とNintendo Switch用ソフト「Nintendo Switch Sports」が体験できるほか、設置された脳波測定器で脳波を測定しながらeスポーツを行うことで、脳の状態をチェックし、自身の健康状態やeスポーツが脳を鍛える様子を体感できる)や『健康測定コーナー』(短い時間で簡単に健康測定ができるコーナー。「血管推定年齢チェック」「骨の健康チェック」「歩行年齢チェック」を測定でき、測定結果を基に管理栄養士や保健師にその場で簡単なアドバイスを受けることも可能)のほか、Mリーグブース、競技紹介パネル、キッチンカーなどが用意され、競技参加者だけでなく観覧のお客様もこのイベントを楽しんだ。
開会式は、MCの三輪朋代さんの開始コメントでスタート。最初に主催者挨拶として小池百合子東京都知事のビデオメッセージが放映された。
◎主催者挨拶
小池百合子東京都知事
今年もまた、シニア世代の交流の輪を広げる「2024東京都シニア・コミュニティ交流大会 TOKYO縁(エン)ジョイ!」を開催できますことを、 とても嬉しく思います。皆様を、心より歓迎申し上げます。
「人生100年時代」、生涯現役で、元気に活躍できる健康長寿社会を実現することが大切です。趣昧を楽しむ仲間と一緒に、頭と体を動かす。このことが、いつまでも健康で活き活きとした毎日に繋がっていきます。 この大会では、健康マージャン、囲碁、将棋、ダンススポーツ、カラオケ の5種目が実施されます。多くの方に愛されるこれらの種目を通じて、東京都は、皆様が交流の輪を広げ、日々の生活を一層心豊かなものにしていくことを応援しています。仲間との交流は、長年培ってこられた皆様の知識や経験を、さらに魅力的に輝かせることでしょう。
大会の開催にあたり、多大なご協力を賜りました関係者の皆様に感謝申し上げ、参加する皆様のご健勝と益々のご活躍をお祈りいたして、ご挨拶といたします。(大会プログラムより引用)
続いて、大会をPRする縁ジョイサポーターの井出洋介プロ、ゲストプロのMリーガー、瀬戸熊直樹プロ(TEAM RAIDEN / 雷電)、茅森早香プロ(セガサミーフェニックス)、日向藍子(渋谷ABEMAS)が紹介され、参加者の方々に激励の言葉を贈り、縁ジョイサポーターの井出プロが開会を宣言し、開会式は終了した。
その後、競技審判の戸構亮氏(一般社団法人日本健康麻将協会)が競技ルールの説明を行い、半荘4回戦の競技に入った。
このイベントの特徴として、各競技とも初心者からベテランまでの誰もが競技を楽しみながら交流できるよう、経験を考慮した組み合わせやグループなどの工夫を行うことになっており、健康マージャン競技では、参加申込書により申告された経験等をもとに参加者をA〜Dの4ブロックに分け、全4回戦の総合ポイントで各ブロックごとに順位を競うシステムで実施された。
競技方法は、①競技には全自動麻雀卓を使用し、サイコロは使用しない、②1回戦は半荘東南まわしとし、半荘の制限時間は55分、③場所決めは、組み合わせ表による座位指定、④すべての対局は、制限時間到達時の局で終了。
そして、順位の決定にあたってポイントが同点の場合は、年齢の高い選手を上位とすることになっている。
競技規則は、一般社団法人日本健康麻将協会が定める、健康マージャン公式競技規定に則り、協会が推奨する「ウエルネスマージャンスマートルール」(①アリアリルール《クイタン後付けアリ》、一発・裏ドラ・カンドラ・カン裏アリのルールがベース、②符計算無し、③アンカンは1つで+1翻、ミンカンは2つで+1翻《ただしアガリ役ではない》、④チートイツは2翻)で行われた。
また、今回の大会の対局マナーとして、健康マージャンでは、初めて会う皆さんと楽しく交流しながらマージャンを打つためのマナーをきちんと守るということが欠かせないということで、一般社団法人健康麻将協会が掲げる「健康麻将マナー15か条」を確認した。
【健康麻将マナー15か条】
①「自分に厳しく人にやさしく」を心がけましょう
②ゲームを始める前に「よろしくお願いします」、ゲームが終わったら「ありがとうございました」と挨拶しましょう
③ツモ、ロン、ポン、チー、カン、リーチの発声は明確に行いましょう(※すべての発声を伴う行為で、まず最初に発声を)
④先ヅモは厳に慎みましょう(※前の手番の人が捨てる前にツモ動作を始めることを先ヅモといいます)
⑤牌はいかなるときも、叩きつけずにソフトに
⑥卓に入っていない時の、立ち見、座り見等は慎みましょう
⑦対局相手に対する言い方には細心の注意をはらいましょう
⑧他家の批判をしないようにしましょう(※放銃、アガリ、フーロの内容などについて批判しない)
⑨愚痴や投げやりな態度は慎みましょう
⑩ゲーム中の「口三味線」と局終了後の「解説」は慎みましょう
⑪牌がセットされたら、対面の人がツモり易いように、牌山を右斜め前へ出しましょう。山切りは不要です
⑫リンシャン牌は、崩す可能性の高い牌です。ドラをめくる前に下段におろしましょう
⑬流局時以外は手牌を伏せないようにしましょう(※リーチ後、フーロ後に手牌を伏せない)
⑭アガったときは、牌を見やすく並べてから倒すようにしましょう
⑮点棒の受け渡しがおわるまでは手牌と牌山を崩さないように、点棒の受け渡しは丁寧にしましょう
また、大会では競技のアガリに応じた「役満賞(役満を上がった方)」「役満貢献賞(役満を振り込んだ方)」「倍マン賞(倍マン以上を上がった方」が設けられ、副賞として記念の『Mリーグ湯呑』が贈られた。大会では国士無双や四暗刻を成就された選手が現れ、その卓では拍手や歓声が起こるなど大会は大いに盛り上がった。
1回戦終了後のお昼休憩には、Mリーガーとの交流企画として「Mリーガーとの対局」や「Mリーガーとの写真撮影会」が行われた。参加希望者の中から抽選で選ばれた方々がゲストMリーガーの瀬戸熊プロ、茅森プロ、日向プロと1局対局や記念撮影が行われ、応援するMリーガーとの交流に、皆さん大変に喜ばれたようすだった。
その後、残りの3回戦が行われ、参加者の皆さまは麻雀で豊かな交流を育んだ。
競技終了後には閉会式が行われ、まず特別賞として、最高齢参加者の男女各1名に「長寿賞」が贈られ、大会を最も楽しんだ方(健康マージャン実行委員会選出)に「縁ジョイ賞」が贈られた。
続いて、各ブロック(A〜D)の優勝者、準優勝者、第3位が発表され、表彰された。
最後に縁ジョイサポーターの井出プロが大会の講評を行い、参加者の皆さまの健闘を讃えて、大会はつつがなく終了した。
「家族や友人と一緒に楽しもう!TOKYO縁ジョイ!」2024東京都シニア・コミュニティ交流大会
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