第10期将王は忍田幸夫プロ | 麻雀新聞

第10期将王は忍田幸夫プロ

Facebook

2012年12月「第10期将王決定戦」の最終日が行われた。

「将王決定戦」とは、認定プロのみによる1年間のリーグ戦「μリーグ」を経て選ばれた3名が、現将王に挑戦する麻将連合最高峰のタイトル戦である。
半荘全15回戦のトータルで争い、各半荘トップに+12、2着に+4、3着に▲4、4着に▲12の順位点が付く(1000点=1ポイント)

一発・裏ドラなし。さらにノーテン罰符もないというシビアなルールとなっている。アガリ以外で点棒が増えることはないのだ。
小林剛将王に挑戦することになったのは、忍田幸夫(μリーグ1位)、武則輝海(μリーグ2位)、井出洋介(μリーグ3位)の3名。全15回戦の10回戦目までは、井出がラス0回という抜群の安定感を見せ、独走状態となっていた。
しかし、迎えた11回戦。東1局に忍田がツモアガったのは大三元。このときの親が井出で大きな親被りをさせられる。大三元をアガった忍田は、この後も手を緩めず親のマンガン2連発を含む特大トップ。この半荘だけで+75.3を叩き出した。一方、大三元を親被りした井出は初のラスを引かされる。

最終日となる13回戦〜15回戦は全て、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」にて、実況解説付きで生放送を行った。
13回戦開始時には、忍田が他選手を80ポイント以上という差をつけ、大きく引き離しており圧倒的優位と思われたが、ここで奮起したのが武則。
14回戦では、東1局の12000を皮切りに、3900、2000オール、6000オールと点棒を集め、オーラスもさらに12000をアガって忍田を追い詰める。
しかし、最後は忍田が武則から小三元を直撃して勝負あり。忍田が第10期将王のタイトルを獲得した。

最終成績
優勝忍田幸夫プロ+61.4
2位武則輝海プロ+16.9
3位小林剛プロ+1.5
4位井出洋介プロ▲80.8

関連記事

おすすめ記事

  1. 大阪麻雀連合会(石端伸次郎理事長)は2024年(令和6年)4月10日(水)、大阪府大阪市『中国料亭・…
  2. 一般社団法人日本スポーツ麻雀協会東京支部は、2024年(令和6年)3月17日(日)に、東京都世田谷区…
  3. 2024年(令和6年)4月14日(日)、宮城県仙台市『グランド麻雀ホール藤』にて「第23回阿佐田哲也…
  4. ■第50期WMレッスンプロ養成講座 一般社団法人日本健康麻将協会は、2024年(令和6年)2月…
  5. 最高位戦日本プロ麻雀協会の 多喜田翔吾プロが麻雀AI「NAGA」の戦術をわかりやすく解説! &…
  6. 先日の午後1時15分。埼玉県の警察署へ許可申請に行くと生活安全課の部屋はてんやわんやの大忙し。これは…
  7. 「麻雀コラム」第84回 麻雀大好き落語家の三遊亭楽麻呂師匠が「麻雀」で現代社会を愉快に叩っ斬る…
  8. 今月も先月に引き続いて、サイドビジネスについて解説していきたいと思います。副業ブームの昨今、麻雀営業…
  9. 「麻雀コラム」第83回 麻雀大好き落語家の三遊亭楽麻呂師匠が 「麻雀」で現代社会を愉快に…
  10. 2024年(令和6年)3月1日(金)に刊行された『ピークアウト』(近代麻雀コミックス)第1巻は、『鉄…

Noshx麻雀新聞

株式会社ささき

株式会社ささき

オンライン麻雀 Maru-Jan

オンライン麻雀 Maru-Jan

ピックアップ記事

  1. 大阪麻雀連合会(石端伸次郎理事長)は2024年(令和6年)4月10日(水)、大阪府大阪市『中国料亭・…
  2. 一般社団法人日本スポーツ麻雀協会東京支部は、2024年(令和6年)3月17日(日)に、東京都世田谷区…
  3. 2024年(令和6年)4月14日(日)、宮城県仙台市『グランド麻雀ホール藤』にて「第23回阿佐田哲也…
ページ上部へ戻る