雀聖・阿佐田哲也。その命日は4月10日。今年もその命日の近くで阿佐田先生を偲ぶイベントが東西で開催された。
東では4月8日(日)、「第17回阿佐田哲也杯仙台大会」が宮城県仙台市『グランド麻雀ホール藤』にて開催された。
今大会は、宮城県麻雀段位審査会4月度月例会を兼ねるとともに、東北6県(青森県1名・秋田県1名・岩手県8名・福島県3名・山形県1名・宮城県146名)から160名の選手が参加して賑々しくおこなわれた。
大会は、「阿佐田哲也を偲ぶ会」名誉会長の千坂嵃峰氏の開会あいさつでスタート。山岸次雄・宮城県麻雀段位審査会会長の歓迎あいさつの後に半荘4回戦の競技に入った。
熱戦の結果、見事優勝に輝いたのは平元久松選手(8段)となった。優勝の平元選手には、阿佐田哲也氏と交流の深かった作家の伊集院静氏(宮段審会員の後藤アイ子さんの声がけでゲスト招待をおこなったが、所用にて当日の参加は叶わなかった)の阿佐田哲也氏を題材にした著書『いねむり先生』のサイン本が贈呈された。

優勝の平元選手

西では4月14日(土)、「阿佐田哲也大神祭と奉納麻雀大会」が開催された。
まずは京都府京都市伏見稲荷山の阿佐田哲也大神碑前にて大神祭典を開催。その後、大阪府大阪市『ブッキング青葉』にて奉納麻雀大会が開催された。
当日は小島武夫プロがゲスト参加の予定であったが体調不良のため欠席。かわりにお孫さんの小島優プロ(日本プロ麻雀連盟)が参加して会場は大いに盛り上がった。

小島優プロ(日本プロ麻雀連盟)