新年、あけましておめでとうございます
様々な出来事のあった2017年も、名残惜しくも終わりを告げ、
新たな希望に満ちた2018年がやってきました。
みなさま、あけましておめでとうございます。
旧年中は、特別なご高配を賜り、まことにありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、2017年といえば、実に多くの出来事がありましたが、
その中でも、将棋界に生まれた記録は、感慨無量のものでしょう。
史上最年長プロ棋士である加藤一二三九段の引退、
史上最年少プロ棋士である藤井聡太四段の公式戦29連勝、
羽生善治棋聖の、史上初の永世七冠達成、
など、多くの人がその吉報を耳にしたことでしょう。
「麻雀の社会学」の中で、井出洋介氏はこのように語っていました。
「(中略)麻雀のゲームとしての優秀性は、囲碁や将棋に勝るとも劣らず、
賭けとしてよりも競技として発達する可能性を充分持っている。
事実、ここ十年ほどの間に、競技麻雀の基礎は、できあがってきたと言えるだろう。
今後、麻雀が健全娯楽として市民権を得るためには、競技麻雀を発達させ、
現在の囲碁、将棋の地位につかなければなるまい。(中略)」
ふだん、将棋を指さない人たちですら、藤井聡太四段の奮闘を祈っていたように、
麻雀もまた、人口に膾炙する競技となることを願い、
そしてこの麻雀新聞が、その一助となることを誓って、
本年も一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますので、
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。