東京都内のマージャン店3軒が賭博容疑で摘発

ヤンさんは上海出身のシングルマザー。中国から日本に来て20年、離婚後女手1つで育て上げた息子は現在高校3年生。永住権も取得し、マージャン店を2店経営しています。

その彼女の2店目の許可申請の時のことです。申請待ちをしていた警察署の廊下でヤンさんが言いました。「日本の警察は優しいねー」。彼女が何を言おうとしているのか私が考えていると、「中国の警察はとても怖いんですよ」「私の兄は警察官ですが、警察のミーティングで「今日も間違って容疑者を殺してしまったけど、今後注意するように」という上司からの注意があった」とか、「捕まえてきた容疑者の鼻にラー油を流し込んで拷問した」とか、誇張なのか冗談なのか、平和な日本がとても住みやすいと言っていました。

また、こうも言っていました。「日本の警察はどうして「自分に不利なことは言わなくてよい」と言うんですか?私には解らない」と。また、「殺人者をどうしてすぐに死刑にしないんですか?」「人権と言うけど殺された人の人権は?」と。自白の強要や、拷問があってはならないことや、死刑反対運動があり、人権問題についてはどうしても慎重にならざるをえない日本は、平和なのか平和ぼけなのか彼女にはとても不思議に思えるようでした。
マージャン店を始める前のヤンさんが何をしていたかというと、何軒かのアングラカジノの会計を担当し、金銭を管理していたそうです。外国へ来て、女手1つ子供を育てるためには危ない橋も渡っていたようです。

現在マージャン店を経営しているということは、少なくともマージャン店の許可申請前5年間は、賭博や入管法違反で逮捕されたことが無いと考えられます。それでも、彼女か彼女の周辺の人たちが逮捕されそうになったり、調書をとられたことがあったのでしょう。そうでなければ「自分に不利なことは言わなくてよい」などと警察官に言われるはずはありません。

先日、東京都内のマージャン店3軒が賭博容疑で摘発されました。せっかくアングラカジノから足を洗ったヤンさんが、マージャン店の経営者として賭博罪で逮捕されることが無いことを祈ります。

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