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Mリーグ2022-23シーズン 渋谷ABEMAS 悲願の初優勝!
- 2023/7/12
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Mリーグ2022‐23シーズンは、2023年(令和5年)5月19日(金)に「朝日新聞Mリーグ2022‐23ファイナルシリーズ」最終戦が行われ、渋谷ABEMASが、悲願の初優勝を果たした。
【ファイナル最終順位】
①渋谷ABEMAS
495・4ポイント
②KONAMI麻雀格闘倶楽部
204・6ポイント
③TEAM RAIDEN/雷電
▲97・8ポイント
④EX風林火山
▲150・4ポイント
渋谷ABEMASはMリーグの初年度から5シーズン連続でファイナルに進出。過去4シーズンはいずれも3位に終わっていたが、今シーズンのファイナルでは白鳥翔プロ・松本吉弘プロの「ショウマツ」コンビの大活躍でポイントを伸ばし大きなリードを築くと、チームの大黒柱・多井隆晴プロもきっちりとポイントをまとめ、最終戦でも見事トップをとると、チームの悲願であった優勝を勝ち取り、チームの監督でもある藤田晋チェアマンから、優勝シャーレを受け取った。
KONAMI麻雀格闘倶楽部は滝沢和典プロが親番で四暗刻をツモるなど活躍し、高宮まりプロも奮闘を見せたが、チームの主軸・佐々木寿人プロ、今シーズンのMVPに輝いた伊達朱里紗プロがファイナルで目立った活躍が見られず、惜しくも2位でのフィニッシュとなった。ただ、チームとしては過去最高の成績であるとともに、3位までに与えられる賞金を初めて獲得することとなった。
3位TEAM RAIDEN/雷電・と4位・EX風林火山は、いずれもファイナル中盤の失速で優勝争いに絡むことはできず。ただ、最終日には賞金圏内となる3位を巡る熱い戦いを繰り広げた。最終戦ではわずかにリードしていた雷電の黒沢咲プロが、風林火山の軍師・勝又健志プロとの着順勝負を辛くも制し、チームの最高成績にして初の賞金圏内となる3位を確保して有終の美をかざった。史上初となる2度目の優勝を目指したEX風林火山だったが、今ファイナルは初トップが14戦目と大苦戦し、4位に終わった。
今シーズンからMリーグは、レギュラーシーズン・セミファイナル・ファイナルの各ステージがそれぞれ4試合ずつ増え、より長い期間Mリーグを楽しめるようになった。その中で選手たちが繰り広げた熱戦は非常に見応えがあり、『ABEMA』の視聴数も常時100万を越え、ファイナル期間は200万越えが珍しくないというくらい、多くの注目を集めた。
なお、ファイナル最終戦は東京都港区『ベルサール六本木』にて、「Mリーグ2022‐23パブリックビューイング」が実施された。例年通りファンが集まって試合を楽しむとともに、最後の表彰式までをファンの前で行うというイベントで、チケットは前売り段階で完売、当日はファイナルに出場する4チームのファンだけでなく、他のチームのファンも数多く足を運び、会場とPPV(ペイ・パー・ビュー)限定で行われたスペシャル解説とともに、最終戦の戦いを堪能していた。
最終戦終了後の表彰式では、個人3賞であるMVP(伊達朱里紗プロ)・最高スコア(黒沢咲プロ)・4着回避率(勝又健志プロ)の表彰、そしてチーム表彰が行われ、渋谷ABEMASの表彰の際には金色の紙吹雪が舞うなど、壮大な雰囲気の中で優勝チームが讃えられていた。
Mリーグの盛り上がりは年々高まり、5シーズン目となる今シーズンは視聴者増だけでなく、コロナ禍によって制限されていた有観客イベントも多く開催されてきている。翌シーズンのさらなる激闘、そしてさらなる盛り上がりが、大いに期待されるだろう。
以下、各チームの閉会式取材でのコメントを紹介する。
【優勝:渋谷ABEMAS】
◎多井隆晴選手
「僕は日本中で唯一、4回連続で優勝決定の瞬間を見た人間です。そこで負けた人の気持ちがわかるので、優勝が決まったときにはあまりはしゃげなかったですし、はしゃぎたくもありませんでした。勝又さん、寿人さん、黒沢さんがどんな思いで打っているのかは僕が一番理解しているので、あの人たちのことを考えると、抑えないといけないという気持ちになりました。藤田監督には自分自身も拾っていただいた身ではありますけど、この4人は藤田さんが『この4人が麻雀強いんだ』ということで作っていただいたチームなんです。僕は白鳥翔が2位で指名されたときにびっくりしましたし、松本吉弘が指名されたときも日向藍子が指名されたときも、何人かの候補の一人だとは思うけど『この人を選ぶんだ』と思っていて、どういう理由でこのチームにしたのかを自分なりに5年間考えてきました。団体も違うし年代も違いますけど、このチームがずっと強くあらなければいけない、人気であらなければいけない、Mリーグを盛り上げるチームでなければいけないとなったとき、僕は僕なりに、藤田監督の目が節穴ではない、先見の明があるんだというところをずっと見せたかったです。最初の1、2年は3人に嫌な思いをさせたこともあるでしょうけど、僕の残り少ない現役生活で、全部をこの3人に伝えたいという思いで、今は一方通行ではなく話し合いができるチームになってきて、監督が作ってくれたチームが5年かかってやっと本当の意味での最強チームになれたかなという思いで、今はすごく満足しています」
◎白鳥翔選手
「レギュラーシーズンには全員で一気にポイントを稼げたところもありましたが、そこからみるみるポイントが減っていって、自身もレギュラーシーズンで7戦連続逆連対していたときもありました。でも、昨シーズンの内容には自分の中で結構満足できていたので、それが自信にもつながっていましたし、崩れずに打てた結果、みんながセミファイナルに連れて行ってくれて、そこで爆発できた、という感じのシーズンだったと思います。コンビと言われている人たちは何組かいると思いますけど、僕と松本のコンビが一番麻雀の話を深くしていると思いますし、一番ケンカしていると思います。そこに関しては負けないつもりでいます。あと、優勝はすごくうれしいですけど、やっぱり5年間やってきて、本当に(多井)隆晴に助けられっぱなしだったところから、昨シーズンくらいからようやく自分の中でものにできている実感がありました。いつ入れ替えが行われるか分からないチームですけど、今のメンバーで必ず1回は優勝したいと思っていて、その優勝の最後は絶対隆晴で締めてようやく1ステップが終わると僕の中で思っていました。本当に最高の優勝、最高のシーズンだったと思います」
◎松本吉弘選手
「正直、まだ優勝した実感はありません。ファイナルに5年進んでいるということは4年間優勝を見送ってきたということで、控室でシーンとなって荷物を片してパブリックビューイングの会場に行く、隣の控え室では喜びの声が響いているのをずっと眺める4年間は、虚無感がすごい、うれしいようで悲しい4年間でした。今シーズンはみんなからおめでとうと言ってもらえてこの会場に来ることができたので、本当にうれしいです。シーズンもいつも3位だったのですが、5年目にしてうちのエースの多井さんが不調でスタートするという、いつもと違うシーズンでした。そこで3人が奮起してポイントを稼ぐという感じだったので、それをプラスに捉えていたんですね。最終戦ではかなり優位な形で有終の美を飾ることができて、本当にうれしいです。チームとして自分たちが勝つ選択をするために藤田監督がオーダーを決めますが、やっぱり麻雀プロとして最終日を打ちたい気持ち、しびれる舞台で戦ってみたい気持ちは全員にあると思います。僕もその一人です。今シーズンは自分の中でいろいろ反省点や良かった点はありましたけど、チームに結構なプラスポイントを持ち帰ることができましたし、最終日も打てて、本当にうれしいシーズンになりました」
◎日向藍子プロ
「レギュラーシーズンでは3桁プラスできましたけど、個人としては今までのシーズンよりも多く打たせてもらって、それがすごくうれしかったです。600ポイントをチームで持ち帰っても優勝できなかったシーズンがあったからこそ、より1000点とか100点の重みを感じながら打っていました。『毎年ABEMASはファイナルに行けるだろう』みたいなお声もたくさんいただいたのですが、始まる直前に監督が『挑戦者の気持ちで行きましょう』と言ってくれて、私の中では気持ちがガラッと変わりました。私たちまだ何もゲットしていない、目標を達成していないということで、前よりは積極的な打ち方をできたかなと思っています。その後は正直、私自身は足を引っ張っているという気持ちはあったのですが、今シーズンは監督が好調な選手を使うやり方に変えて、それが見事にはまってショウマツがかなり輝いて助けられました。もちろん、任される人でありたいし、結果を出さなければいけないのですが、すごくいい采配だったと自分の中では思っています。最後は打てなかったので応援をメインに頑張るしかなくて、セミファイナルからうちの控え室は盛り塩を始めまして(笑)、それを私が丁寧に盛って、すごくきれいに盛れるようになりました。自分にできることは何なのか、チームが一番気持ちよく打てるためにできることは何なのかなどをいろいろ考えたり、自分がもっと強くなるためにはと振り返ったり、いいときもあれば自分が結果を出せないときには苦しいと思うこともあったのですが、結果としてはチームの4人で最高の景色を見られたのがすごくうれしいです」
◎藤田晋監督
「シーズンの始めに『挑戦者のつもりで』と言ったのもそうですけど、競馬でも2着3着続きの成績を出している馬は『次は来るだろう』と思いきや決め手に欠けることが多くて、ズルズル落ちるんじゃないかな、という気持ちもありました。1回気持ちを入れ替えようということで、今シーズンに臨みました。本当に隙がないチームになったと思います。多井さんが言われた通り、僕の目が正しかった部分もあったと思いますし、実際に多井さんの質問に答えると、多井さんとはたくさん対戦していて、ドラフトのときには日本で一番強いと思っていたので、不思議なことに単独指名できて『大丈夫か、みんな』と思っていました。そんな大黒柱があるので、残りのメンバーは素養が高くて伸びしろがありそうな若手を取ろうということで、この3人を選びました。どうですか?と言いたいです。まだMリーグで連覇したチームがないで、来シーズンは率直に連覇を狙いたいと思います」
【2位:KONAMI麻雀格闘倶楽部】
◎佐々木寿人選手
「優勝できなかったので悔いが残ります。きっかけがどこかであったと思うので、それを逃してしまった思いが強いです。自力でどうにかできたかどうかは難しいです。勝負に行ったところでABEMASさんに捕まってしまいました。1回戦で滝沢君が四暗刻をツモった後の試合で、押せ押せだったときに攻めないと逆転優勝できないと思って行ったのですが、相手が上だった、という感じでした。レギュラーシーズンに関しては女性陣が頑張ったのもありますが、よく打てたかなと思います。昨シーズンは負けてしまっていたので、それを挽回できたと思います。来シーズンも目標はずっと変わらず優勝ですけれども、今シーズンはチームの力としてかなり手応えがあったので、また戦えるかな、という印象を持ったシーズンだったと思います」
◎高宮まり選手
「シーズン始まる前に『スタイルを変えてくる』とチームに言ったのですが、それがどういうふうに出るのかは、自分でも試合をするまで分かりませんでした。まだまだ改善点はあるにしろ、やったことは間違ってはいなかったのかなと思えたのは、自分にとってはいいことでした。まだまだだと思うことも多いですけど、まだまだやれるなと思うこともできたので、前向きに捉えたいと思います。ファイナルでは残り3戦というところで出場させてもらえて、すごく悔しい気持ちが強いのですが、その気持ちを来年へつなげていけたらいいな、という思いです」
◎伊達朱里紗選手
「自分としては、内容がすごく優れていたとは思っていません。いろいろな偶然がかみ合って、今回はMVPという結果をもらえました。ただ、それでもMVPではありますし、自分を応援してくれる方が『伊達ちゃんがMVPでよかった』『伊達ちゃんを推していてよかった』と思ってもらえるような選手になれるように、引き続き精進したいと思っております。昨シーズンと比べると、できないことが増えたように思います。舞台の大きさに飲まれていたり、普段だと簡単に押せる牌が押せなくなったり、チーム戦であることが関係しているのか、大きい舞台で放送されていることが関係あるのかは分からないですけれども、自分で振り返ったときに『なんでこんなひどい麻雀を打っているんだろう』ということがすごく多かったので、そこをさらになくしていきたいと思いました」
◎滝沢和典選手
「レギュラーシーズンはまったく振るわずでした。昨シーズンは300くらい勝って、そのあとのポストシーズンがあまりよくなかったのですが、それを引きずっている感じでズルズルいってしまった感じです。ただ、その分僕以外のみんながプラスして、それがあったのでポストシーズンに残れました。その後、ファイナルで謎に活躍できて、セミファイナルでもチームがピンチのときにトップを取るというのは繰り返し結構あったので、そこが良かったと思います。でも、どうしてそうなったかは分かりません」
【3位:TEAM RAIDEN/雷電】
◎萩原聖人選手
「結果的には非常に悔しいファイナルになってしまったと思います。後半の失速はMリーグの今日までの戦いを盛り上げるためにもあってはいけなかったと、悔しい気持ちがあります。でも、それでも4人で均等にファイナルで同じ回数出場して、本当に4人で戦ったファイナルだったなと感じています。本当に来シーズンにつなげなければいけません。ウチのチームは、選手入れ替えのレギュレーションから逃れはしましたけれども、決して余裕があるチームではないと思っていますし、来年もまだどうなるか分かりませんが、もしもこの4人で戦うことができるなら、本当に明確な目標に向かって、今シーズンより強いチームができるのではないかと思います。入院中にセミファイナルを見ていて、『ファイナルで一緒に戦いましょう』みたいな3人の思いは本当に伝わってきたんですよね。これはたぶん僕にしか分からない重みというか、4人でまたそろってファイナルを戦えた重みみたいなものは、一生かけがえのない経験になったかなと思います。残りの人生の中でまた新しいことや今までなかった気持ちが生まれた、こういう気持ちは僕だけにしか分からない宝物、僕の人生の中での、宝物の時間になったと思います。今シーズンのウチのチームは笑顔でいられる時間がすごく多くて、その笑顔も今まで4年間の笑顔と違うというか、後ろ盾を常にユニバースがしてくれていたなという実感もあります。ファイナルに行っただけで『泣いちゃう』『本当にありがとう』というコメントをみんなすごくもらっていると思いますけど、実際は逆で、僕らが連れてきてもらった、という思いが本当に強いです。誰のために打っているかと言えば、自分たちのためというのはあるのかもしれないですけど、本当に喜んでもらいたいのは応援してきてくれたユニバースです。本当にそういう思いが強いシーズンだったなと思います。今シーズンは泣かせることができなかったので、来シーズンは勝ってみんなで号泣して、黒沢さんの大好きなシャンパンファイトをやりたいと思います」
◎瀬戸熊直樹選手
「僕自身はすごく清々しいというか、やりきった感はあります。昨シーズンは皆さんご存じのように1200マイナスして、レギュレーションうんぬんは関係なくチームが解体になってもおかしくないような大敗で、それでもこの4人で存続できたのは、チームの温かい恩情と、何よりもチーム4人を応援してくれるファンのみなさんの声が届いたからだと思っていました。僕は今シーズンが始まる前から呪文のように『セミファイナル突破だけは何が何でも果たす』という気持ちでやっていて、ファイナルはボーナスステージだという思いでいました。僕は麻雀の世界が長いですし、雷電のチーム力とか経験から考えて、まだ優勝には少し早いと自分の中では考えていましたけど、今シーズンは初めてその経験値が積めたので、渋谷ABEMASさんに負けないような地力をつけて、どこまで4人の力を伸ばせば優勝できるかも明確に見られたので、今回の経験をチームと4人が来シーズンにつなげられれば、最高のシーズンになるんじゃないかと思っていました」
◎黒沢咲選手
「とんでもない最終戦を任されてしまいました。正直、優勝・準優勝はなかなか難しいという中で、着順争いがとにかく苦手なので、誰かに譲ろうかなと思いながら、でも試合前にも監督がすごく気合いの入る言葉をかけてくれたので、やりきることができました。今は少しホッとしています。ただ、昨シーズンまでの大きな負けでの悔しさよりも、今シーズンはシャーレに手が届きそうな瞬間があったので、私はどちらかというと、今シーズンのほうが本当の意味での悔しさを味わえたと思っています。課題もたくさん見えたと思いますし、今までは決勝に行ったこともなく、自分とは違うところでやっている決勝を眺めてきましたけれども、今シーズンは本当に悔しい思いをしたので、来シーズン以降は本当に獲りに行きたい、という気持ちです」
◎本田朋広選手
「成績は本当に、シーズンを通して1回も意識していませんでした。個人のポイントはチームのポイントになりますし、自分が良かったのは、チームメイトがメンタルをうまい具合に持っていってくれたりとか、本当にそういうものを感じられたので、これが本当にチーム戦だなと感じることができました。昨シーズンのように足を引っ張ることがなく、最後まで駆け抜けられたのは良かったと思います。今シーズンはチームがファイナルに行かないとまずい、ファイナルに行くことが目標だったので、自分を見て選んでもらった麻雀を今シーズンはやって、仮に負けてもそれで後悔しようと思っていました」
◎高柳寛哉監督
「僕の中ではすごく清々しい、やりきった気持ちもあって、満足ができるシーズンだったと思っています。オリジナルのメンバーにこだわって5年間やってきて、ここまでずっと結果が出なかったので、非常に悔しい思いもしました。いろいろなこと、弱いともずっと言われ続けてきました。ただ、この同じメンバーで勝てるところを見せたいという思いも強く、それで入れ替えをせずにずっとここまでやってきて、それで結果が出せたのが僕の中でも一番うれしいことですし、来年に対する手応えもあります。3位という結果はめちゃくちゃうれしいです。ファイナルは初めてで、毎日同じ相手と8日間連続で戦うというのも初めての経験だったので、すごく精神的にも肉体的にも疲れ果てましたけど、いい経験だったと思いますし、これは来年にすごくつながると感じています」
【4位:EX風林火山】
◎二階堂亜樹選手
「大事なところでトップを取ってきてくれる、という期待を監督から持たれているのですが、トップを取れたり取れなかったりというところはあるにせよ、スタートで少しつまずいた印象がありました。自分の力が足りない部分もたくさんあって、最終的にプラスで終えられたのは『守られたな』という部分もすごく感じます。プラスで終えられたことを自信のひとつにして前向きに来シーズンに取り組めるよう配慮してもらったのかなと思います。結果が出なくても常に気持ちを絶やさずというのはあったのですが、チームが好調で、自身がマイナスしても信頼できるチームメイトがしっかりポイントを稼いでくれる安心感がありました。そこまで焦りはなかったです。昨シーズンはこの4人で絶対優勝と思ったのですが、セミファイナルで敗退して、悔しい思いをしました。私と勝又さんは優勝した景色を見ているので、新しいメンバー2人にも同じ景色を見せてあげたいと思って本気で頑張ったのですが、そこがかなわなくて悔しい気持ちがあります。ただ、このメンバーで来シーズンもやっていけるという監督のお言葉をいただいたので、この4人で頂きを目指して、また頑張っていきたいと思います」
◎勝又健志選手
「ファイナルではとにかく足を引っ張ってばかりでした。レギュラーシーズンやセミファイナルと比べたら、勝ちたい思いが選択に影響してしまい、最善手が打てていなかったような気もしています。また、当たり前のことですけど、相手チームも全員が勝ちたい気持ちが強く、想定よりも上にいかれた部分もあったと思います。自分がやらなければいけない、チームに期待されている仕事ができなかったなと、悔しく思います。やっぱり麻雀なので、常に勝ち続けることはかなり難しいと思いますが、特にレギュラーシーズンでは4人全員がプラスできたことで、来シーズン以降を戦っていく上で、誰か1人が不調になっていても残りの3人が勝てるとも思いますから、今後もレギュラーシーズン・セミファイナルに関しては、自信を持って突破できるだろうと思いますし、今シーズン足りなかった部分を4人それぞれがしっかりと練習して来シーズンに臨めば、優勝できる手応えもあると思います」
◎松ヶ瀬隆弥選手
「たくさんの試合を任せていただきました。レギュラーシーズンで自分の立てた目標には届かなかったのですが、昨シーズンに続いて200ポイントを持ち帰れたことに関しては、まあまあかなとは自分では思います。でも、まだまだ全然満足していません。セミファイナルとファイナルに関しては、今回は結果を出せなかったので、全部を含めると『まだまだだな』という感じです。全然ダメだった、まではいかないですけど、それでも納得できる数字ではなかったかなと自分では思っています。ポストシーズンは短期のスプリント勝負なので、その日の好不調も大きく出ます。そこに関しては仕方ない部分もあると思いますが、それでもやっぱりそこで勝ち切ることが自分に与えられた役割だと思っているので、今シーズンに関して言うと、少し不甲斐なかったという印象です」
◎二階堂瑠美選手
「初年度よりも自分らしくというか、チームの一員になれたという自覚が強くなったと思いました。あと、Mリーグのルールやポイント状況などがより強く染み込んだというか、そういうものは強くなったと思います。状況判断などはまだまだ甘い部分があるので、来期はしっかりとやっていきたいと思います。初めてのファイナルで、序盤だったのはあるにせよ、思っているよりも緊張感などは強くなかったのですが、緊張感というよりも、自分が結果を出せなかったときの悔いが個人戦よりも強いというのはありました」
◎藤沢晴信監督
「選手たちはもちろん全力を出し切った結果だと思いますが、やはり麻雀って厳しいな、ファイナルには魔物がいるな、という感じでした。裏方として魔物と戦うためにどうするか、祈祷に3回くらい行きました(笑)。祈祷では倒せなくて、お弁当を3、4回高いものを用意しましたけど、それでもちょっと厳しかったです。自分でやれたことはそれぐらいしかないのですが。僕がMリーグに携わって5年目ですけど、こんな世界で20年以上生きてきた選手を、改めて尊敬します。選手を責めることはもちろんないですし、麻雀の奥深さと厳しさを痛感して、来シーズンに生かしたいと思います」
【5位:
U-NEXT Pirates】
◎小林剛選手
「僕の成績としては、過去5年で一番負けた感じでした。出番は今までが多すぎたところもあったと思うので、僕以外の3人にどこでも任せられる、小林頼りのチームではなかったのは良かったと思います。今シーズンは僕が負けすぎたというのがありますが、『下振れだった』で済ませてはいけないと思います。甘い打牌は毎年たくさんあり、今までが良すぎたのと、今シーズンはちょっと悪かったのかもしれないというのはありますが、今は何とも言い難いですね。直すべき点はたくさんありました」
◎瑞原明奈選手
「毎年そうですが、前年度よりは手応えや、この辺ができるようになってきたかな、みたいな感触はあるものの、それでもやっぱり局面ごとの反省点はまだまだたくさん見つかる、という例年通りのシーズンでした。改善点は一口に『ここ』と言えるものではなくて、全体的なバランス、ということもあるので、今まで打ってきての反省点や課題とかを自分の中で頭に留めて、麻雀を打つ練習を繰り返していくしかないかなと思います」
◎鈴木優選手
「初めてMリーグという舞台で打たせていただいて、想像していた、外で見ていたよりもプレッシャーやたくさん見てもらっているという感覚をこれだけ感じながら打つ、あとはチームのメンバーやクルーのみなさん、視聴者のみなさん、たくさんの方に応援されていて、一人じゃない、いろいろなものを背負って出場しているというところで、1年間とてもいい経験ができたというのがあります。開幕してから数戦は舞台慣れしている選手、既存の選手と新加入の自分の差で、少し自分らしくなかった戦いもあったかなという振り返りはありますが、途中からは本当に自分らしく、自分が得だと思う選択をすることがチームのためになるということで自分らしく打てましたし、弱気になった局はひとつもないかなというくらい、押し切れたと思います」
◎仲林圭選手
「悔しいですね。我々のチームはセミファイナルで負けてしまったのですが、今日ファイナルで戦っているチームを見て、うらやましいなという嫉妬の気持ちが強かったと思います。セミファイナルではMリーグの舞台に慣れたというのもありますし、相手の選手の方々がどういう打ち回しをしてくるか、というところも慣れたので、そこの部分が分析できてセミファイナルでプラスになり、貢献できたのではないかと思います。チームの3人にはいろいろないいところがあります。瑞原さんの元気なところや、優さんの気遣い、剛さんの論理的な思考とか、そういうところをすごく学べたと思います」
◎木下尚監督
「何が悪かったかと問われると、非常に難しいとは思っています。『圧倒的に勝つ』という目標を掲げて新シーズンに臨んで、これだけの選手を要しているチームだという自負もあるので、監督として采配を預かる立場で、力を100パーセント・120パーセント引き出せずこの結果に終わってしまったのが僕自身も悔しいですし、応援してくれたファン・サポーターのみなさんに対しても申し訳ないという気持ちです。瑞原選手が2シーズン連続でMVPに絡めたこと、セミファイナルについてはUKコンビが快進撃を見せたこと、これは僕が『シン・パイレーツ』として目指した姿の片鱗を少しは見せられたのではないかという手応えがあるので、それは良かったと思っています。あとは『シン・パイレーツ』として新しいチームになっていますが、チームとしてひとつににうまくまとまったシーズンにはなったかなと思っています」
【6位:KADOKAWAサクラナイツ】
◎内川幸太郎選手
「サクラナイツは幸運にも初年度からファイナルに残っていて、もちろん今シーズンもチームの最大の目標である『毎年ファイナルに残るチームが常勝チーム、強いチームだということを証明しよう』ということでシーズンに臨みました。昨シーズンのチャンピオンチームではありますが、チーム編成も変わっていますし、新たなチャレンジャーとして連覇を目指したところですが、レギュラーシーズンはやっぱり苦しかったですね。ずっと苦しくて、個人成績も本当に最後だけ勝った感じで、シーズン中は勝っているイメージもなく、ただいい場面で勝ててセミファイナルには進出できたと思います。ただ、セミファイナルは勝負がけを早めに選択しなければいけない場面が多く、改善点もあると思いますけど、麻雀という面では仕方がないところもあるかなと思います。やはりレギュラーシーズンでどれだけポイントを重ねて有利にセミファイナルを戦えるか、というのが何年かやってきての経験なので、今年はそれが厳しいほうに出てしまった、逆にここまでのシーズンはかなり幸運に恵まれてきたんだと実感しています。また来シーズンに対策を立ててやっていきたいと思っています。沢崎(誠)さんが抜けて、チームの年長者としてまとめる立場という意識も、今年は自分なりにですけど、それなりにやってこられたかなと思います。渋川さんがチームを気遣ってくれて、スタートからやりやすい環境の中で進めていけたので、そういうところでは1年目は大成功だったと感じています。来シーズンはみんなが今までより我を出して、遠慮してしまうと麻雀も遠慮してしまう傾向にあるので、それこそ何でも言える立場ですし『自分はこうやってくるよ』みたいな感じでいって、来シーズンはそれぞれの成績を楽しみにしていただければと思っています」
◎岡田紗佳選手
「今シーズンは、レギュラーシーズンとセミファイナルを両方プラスで終えられたのは、自分の中で大きいです。チームとしては本当に悔しくて、ファイナルに行けなかったのも初めてでしたけど、来シーズンに切羽詰まっている感じも個人的にはそれほどありません。このチームなら戦っていける自信があるので、来シーズンもファイナル、そして優勝を目指して、また一生懸命戦いたいなと思っています。(麻雀最強戦での)国士無双十三面待ちとかがあった後に今シーズンが始まったので、タイミング良くいろいろなメディアに出させてもらいました。でも、それも私がどうこうというよりMリーグが盛り上がっているからこそ、Mリーグに出ている岡田紗佳としてメディアに出られていると思うので、本当にMリーグのおかげかなと思っています」
◎堀慎吾選手
「レギュラーシーズンからずっと僕が不調で、チームの足を引っ張ってしまっていました。レギュラーシーズンは他のメンバーが勝ってくれたので通過できて、セミファイナルで何とかその分を取り返せたらという気持ちでずっと戦ってきましたけど、結局セミファイナルも僕が大事なところでラスを引いて、自分が勝てなくて自分が弱いから負けたな、という感想が強く残ったシーズンでした」
◎渋川難波選手
「思った以上に緊張して、序盤は自分らしさがあまり出せませんでした。ただ、そのきつい時期にチームメイトが助けてくれてレギュラーシーズンを突破でき、セミファイナルでは自分は少し良かったのですが、チームが苦しいときにトップを取れませんでした。ちょっと悔しい1年にはなりましたけど、来年への手応えをつかみました、という感じです。来シーズンは絶対に優勝します!」
◎森井巧監督
「本当に、シーズンを通して苦しかった印象です。10月の最初のほうは良かったのですが、それ以降はずっとゼロを超えられない、ずっとボーダーラインをさまよっているみたいな形で、シーズンを通して本当に厳しかった、という印象を強く持っています。
もともとサクラナイツを立ち上げたときから常にトップ4、ファイナルに残るチーム作りを、ということでここまで来ていると思っています。もちろん幸運に恵まれつつも、しっかりそれができてきたというところがあるので、来シーズンはまたしっかりファイナルまで残って、優勝にチャレンジできる立ち位置に行くことを目標に、来シーズンも頑張りたいと思います」
【7位:赤坂ドリブンズ】
◎園田賢選手
「序盤や中盤はとにかくまくられることが多くて、東場はめちゃくちゃよかったのですが南場で必ずまくられる『まくられ屋さん』みたいな感じになっていました。『またまくられた』という感じでネタにしていたら後半に調子が上がってきて、運がなくて嘆くキャラが最後は少し申し訳ない感じになっていました。NHKでドキュメントが放送されたのは、とてもうれしく思います。20年くらい前に麻雀プロになって、麻雀プロでNHKに出るなど、まったく想像もしていませんでした。そういう機会をいただけたのはうれしいと思います。これを機に、今まで麻雀にネガティブなイメージを持っていて、まだMリーグとかを知らない方が少しでもMリーグを見てくれるようになったらうれしいと思いました。ただ、番組の中では運のない人が実力で頑張る、みたいな感じになっていましたが、運は人に対してではなく過去の事象に対して使うものなんです、という説明はしていました。でも、広めるためにはああいう感じになるのかなとも思いますし、そこら辺は今後僕たちが頑張っていかないといけないのかなと思っています」
◎村上淳選手
「今シーズンは惨敗でした。無念という他ないのですが。ドリブンズを応援してくださる方々は、基本的にはドリブンズは麻雀が強いから好き、ドリブンズの麻雀が好きで応援してくれている人が多いと思うので、そういったみなさんの期待に応えられず、個人で言うと2年連続そういう声援を裏切ってしまったことに、悔しい思いでいっぱいです。この4人のドリブンズが好きだった、という声を見る度に責任を感じて、辛い日々です」
◎鈴木たろう選手
「最初はまあまあ調子が良かったのですが途中からダメになってきて、自分でも気付かないうちにポイントを失ってしまっていました。ふがいない、チームに貢献できなくて申し訳ない、という気持ちです」
◎丸山奏子選手
「今シーズンが始まる際、昨シーズンで初めてプラスだったので今シーズンもプラスを、という目標を立てていたのですが、それが実現できなかったのはすごく悔しいです。ただ、試合を改めて見返してみたのですが、未来は変わっていなくてももっとできたことはあった、ということを思った部分がありました。そのときには戻れないですけど、これからの自分のいろいろな試合に生かせるようにしたいですし、苦しい思いもひっくるめて全部自分の成長につなげたいと思いました。自分のやってきた蓄積が増えて新たに気付いた部分もあったので、もっと自分の成長が必要だと受け止めています」
◎越山剛監督
「選手それぞれ、この1年だけではなくそれまでも含めて努力・研鑽を重ねてコンディションも整えて臨んで、その都度最善の選択、こちらのほうが得だという選択を重ねて出た結果で、麻雀はどうしてもそういうゲームであるところがあります。これ以上もっとやることがあったのではないかというのはあるのかもしれないですけど、おおまかな視点としてはそれはないので、しょうがないですね。ずっと常に勝ち続けているチームはないですし、これを受け入れて胸に刻んで、次に勝ったときに『良かったね』と言えるようにやる、それだけです」
【8位:セガサミーフェニックス】
◎魚谷侑未選手
「自分の成績でチームの成績をかなり引っ張ってしまったので、申し訳なかったと思います。前半・中盤に関してはなかなか浮上のきっかけがなく、自分の中ではやれることは精いっぱいやったつもりではあったのですが、後から思うともう少しできたことはあったと思います。おそらく今シーズンをプラスにするのは難しかったと思いますが、マイナスをあと100から150減らすことはできたと思うので、それを積み重ねていけば、何か変わることがあったかもしれません。それが悔やまれる部分です。後半に自分の中で一度、浮上のきっかけになりそうな日がありました。四暗刻単騎に放銃してしまった日です。そこまでは自分が大きなトップ目に立つ展開が一度もなかったのですが、あの日だけは49000点くらいのトップ目で、今日こそはというときに四暗刻単騎に放銃してしまって、転落してしまいました。あの日が私の中でターニングポイントになったというか、難しかったかもしれませんが、もう少し違う選択、もう少し違う挑み方をしていたら、また結果も変わっていたかもしれません。自分がポイントを減らしてしまったせいでみんなの負担をさらに大きくしてしまった、すごく心が痛い、こういう状況の中で戦うのはメンタル的に結構来るものだと分かった1年でした。ただ、シーズン中には自分が負けていてつらいとかを出さないようには、自分の中ではできたと思います。来シーズンはきちんと貢献ができる1年にしたいと思います」
◎近藤誠一選手
「チームの雰囲気自体は、変わらず良かったと思います。監督もいつも盛り上げてくれますし、各選手があまり動じないところが良いほうに働いていたと思います。確かにチームポイントがずっと苦しく、個人でも特に前半は自分がかなり厳しい状況で、それがチームポイントを押し下げて苦しい状況につながっていったと見ています。いいときはどこかでターニングポイントがあって急浮上することもある、良くも悪くも波の激しいチームだと思っていますけど、残念ながら今シーズンはそこがうまくいきませんでした。最終的なチームポイント自体は、終盤になれば6位を目指して打っているわけですから、かなり無理した結果ある意味余分に失点した部分もあるので、特に気にするところではないと思います。結果としてレギュラーシーズンを突破できなかったという事実を踏まえて、またこれから頑張りたい、というところです」
◎茅森早香選手
「前半のほうで9万点トップを取って、中盤にはプラス域とマイナス域を行ったり来たりしている感じで、その辺でプラスできていれば調子が上がっていったかなと思います。後半はチーム状況もあり、レギュラーシーズンを突破するのに条件を満たそうと思って打って、さらに下にいってしまったところがありました。それが少し悔しかったです。条件的に、最後は無理をしないといけない感じでした」
◎東城りお選手
「自分の調子が上がっている途中で体調不良になってしまって試合に出られず、チームが浮上するきっかけを作れたような気がするのに自分がこけたせいで微妙な空気になってしまった感じがあります。いいきっかけ作りができそうなのにできなかったのが、少し悔やまれるシーズンでした。成績については、ぜいたくを言うともう少しいけるところまで行きたかったです。4連勝して、他の選手がまだ到達できなかった5連勝を目指せるチャンスがあったのですが、それができませんでした。ポイントをめちゃくちゃプラスできてうれしいのですが、勝てるときに勝たないと結果的に収束して、私が負けるときも来ると思います。勝てるときにもう少し勝っておきたかった、という感じです」
◎吉野慎一監督
「フェニックスは昨シーズン2位ということで、優勝を目標に掲げてスタートしたのですが、常にボーダーを目指すような局面展開が続きました。例年よりもボーダーが上がっていくような展開で、ピーク時はプラスマイナス0くらいまでいかないと6位以内に入るのが厳しいというところから、最終的にはマイナス110くらいをめどに、マイナス200程度をキープしつつ終盤でラストスパートをかけるイメージを持っていました。そこのラストスパート、残り1、2ヵ月くらいで、勝負に行ったところでいい結果が出ず、最後はトップラス条件という、選手にも酷なことを監督として課してしまった結果、あまりいい結果が出ませんでした。非常に反省の多い1年だったと思っています。ただ、フェニックスの麻雀は結果ももちろん重要ですが、非常に厳しい中でも最後まで諦めず、常に最善を求めて感動を届けるということを目標にやっております。その面では、非常に苦しい中でも各選手に頑張っていただいたと思っていますので、本当に感謝をしたいと思います。また、必死にもがいて何とか勝利をつかもうとする選手を最後まで温かく応援してくださったファンのみなさまには、本当に頭が下がるばかりです。必ずそういったファンの思いに応えるべく、来シーズンに向けて決意を新たにしたいと思っています」に行ったところでいい結果が出ず、最後はトップラス条件という、選手にも酷なことを監督として課してしまった結果、あまりいい結果が出ませんでした。非常に反省の多い1年だったと思っています。ただ、フェニックスの麻雀は結果ももちろん重要ですが、非常に厳しい中でも最後まで諦めず、常に最善を求めて感動を届けるということを目標にやっております。その面では、非常に苦しい中でも各選手に頑張っていただいたと思っていますので、本当に感謝をしたいと思います。また、必死にもがいて何とか勝利をつかもうとする選手を最後まで温かく応援してくださったファンのみなさまには、本当に頭が下がるばかりです。必ずそういったファンの思いに応えるべく、来シーズンに向けて決意を新たにしたいと思っています」
(取材・文/東川亮)
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