全国54大学が参加する日本最大の学生麻雀団体「学生麻雀連盟」の関東本部と近畿本部が夏合宿を開催した。
関東本部は8月13日からの2泊3日で、神奈川県足柄下郡湯河原町の「杉の宿」にて行った。
参加学生は113名。参加大学は会津大学、秋田県立大学、茨城大学、岐阜大学、慶応義塾大学、工学院大学、都留文科大学、電気通信大学、東京電機大学、東京農工大学、東洋大学、人間環境大学、法政大学、目白大学、立教大学、佛教大学(近畿本部長の高良匡史君が特別参加)
また、女流マージャンプロの大崎初音プロ(日本プロ麻雀協会)と黄河のんプロ(日本プロ麻雀協会)がゲストで参加した。
合宿に際しては、関東本部企画部が1か月以上前から企画を練り、ただみんなでマージャンを競技するだけでなく、毎回バラエティに富んだプログラムで構成している。
恒例のマージャン講座や、今回の新企画としてオンライン対戦麻雀「天鳳」のパブリックビューイングなどが行われ、参加学生たちが大いに楽しんだ。
近畿本部は9月4日からの1泊2日で、滋賀県の琵琶湖畔の「白浜荘」にて行った。
参加学生は40名。参加大学は佛教大学、立命館大学、花園大学、京都精華大学、大阪産業大学、関西大学、関西学院大学、大阪大学、京都大学、近畿大学、金沢大学、大阪経済大学、奈良県立医科大学。
また、女流マージャンプロの涼宮麻由プロ(日本プロ麻雀協会)、美影あやプロ(日本プロ麻雀協会)、可南プロ(日本プロ麻雀協会)、水瀬夏海プロ(日本プロ麻雀協会)がゲストで参加した。
マージャン大会の他にもバーベキューや花火大会、そして学生向けのセミナーとして、ネットリサーチ事業などを展開する株式会社カノニカルの佐々木大介代表による「学生が社会に出る前に学んでおくべきこと」というテーマの講演も用意された。
佛教大学の野田知見さんは「他大学や女流プロの方たちとマージャンを通じて深い交流ができたことを幸せに思っています。また、セミナーやマージャン講座などあっていろんなことを学んだ有意義な合宿だったと感じています。本当にたくさんの思い出ができました」と今回の合宿を振り返った。
両合宿に帯同した永野彰一・学生麻雀連盟副会長は、学生マージャンの現況を踏まえて「現在大学の麻雀部の数が飛躍的に増加するなか、マージャン店で競技マージャンを打つ学生が増えてきています。
そんな時に〈提携部室〉などの取り組みや、イベント・大会への協賛などの、マージャン事業者の方々の協力が不可欠であると思います。
競技マージャンを打つ学生はマージャンに対する愛が強く、マージャン人口の目指すべき業界にとっては留め置く人々です。
ぜひ今後とも学生の競技マージャンにご理解をいただき、共に協力してマージャン業界を盛り上げていただきたいと考えます」と述べた。