「学生麻雀連盟」近畿本部主催の冬合宿開催

学生麻雀団体「学生麻雀連盟」近畿本部の冬合宿が2月18日・19日、三重県の「湯ノ山温泉グリーンホテル」で開催された。

冬と言えば温泉という学生の要望に答えた形だ。
出発当日はあいにくの雨模様。しかしながら、貸し切りバスでの移動では、様々な大学の混成でチーム編成して行われたレクリエーションに学生達は晴れ晴れとした表情を見せていた。
宿に到着後昼食を取り、早速目的のマージャンが始まった。
ここで驚いたのは学生達の準備の早さである。集団の人数が多くなると、多少は緩慢になってしまうものだが、全員マージャンをしたい気持ちが一致しているためか、団結力を発揮し、スムーズに準備は完了したのだった。
マージャン大会は4半荘のトータルを競うもので、上位者には学生達が自ら選んだ賞品を贈り、楽しみながらも真剣な闘牌が行われた。優勝者はなんと佛教大学の1年生だった。近畿地区の学生達が一堂に会するこの場での優勝は貴重な経験になったに違いない。
マージャン大会後は、夕食会。その後、開催されたのが、今回初の試みであるオンライン対戦麻雀「天鳳」のパブリックビューイングだ。大阪大学の「天鳳」高段位の学生が、実際に解説をしながら対局をするのをみんなで観戦する。
真剣な闘いの中、時には笑いも生まれたこのパブリックビューイングは、近畿地区の「天鳳」に親しんでいる学生にとってはトッププレイヤーの思考を勉強するとても良い機会になったであろう。
本合宿の目的の1つである温泉には各自自由に入浴し、マージャンで疲れた身体を癒やしていた。
温泉の後も各部屋で当然のようにマージャンタイム。普段中々会うことのできないメンツと対局することで、お互いとても刺激になっているようだった。朝まで打牌音が消えない部屋もあったようだ。
学生のパワーは恐ろしいもので、朝までマージャンをしていたにも関わらず、次の日の朝食時には全員集合して会話に花を咲かせていた。

2日目のマージャン大会はチーム戦。4チームに分かれ、その合計スコアで順位を競う形式である。最下位になると罰ゲームが待っているので、学生達は最下位にはなるまいと必死にマージャンに取り組んでいた。
表彰式、罰ゲーム後は名残惜しみながらの帰路についたが、そのバスでは2日間の疲れからか、行きのバスとは違い全員夢の中のようだった。
毎年恒例となった冬合宿だが、毎回参加者も増えており、今回は参加学生計42名の規模で開催され、学生の笑顔が絶えない実りある合宿になった。
これを機に学生マージャン界が活発になっていくことを望みたい。
(佛教大学学生麻雀連盟学生理事高良匡史佛教大学)

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