2023年(令和5年)10月15日(日)、鳥取県八頭郡若桜町『若桜町立第1町民体育館』にて「ねんりんピックはばたけ鳥取2024 健康マージャンプレ大会」(主催:ねんりんピックはばたけ鳥取2024若桜町実行委員会、主管:鳥取県健康マージャン連盟、後援:一般社団法人全国麻雀段位審査会・一般社団法人日本健康麻将協会・一般社団法人日本スポーツ麻雀協会)が開催された。

このプレ大会は、2024年(令和6年)10月29日(日)・30日(月)に開催予定の「第36回全国健康福祉祭とっとり大会 ねんりんピックはばたけ鳥取2024・健康マージャン交流大会」のリハーサル大会であり、本大会の鳥取県代表選手24名のうちの12名の選出を兼ねて開催された。

全国健康福祉祭(愛称:ねんりんピック)とは、スポーツや文化種目の交流大会をはじめ、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、主に60歳以上の高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚等を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、昭和63年(1988年)から開催されている国民的一大イベントで、厚生労働省・開催都道府県(政令指定都市)・一般社団法人長寿社会開発センターの主催により開催都道府県の持ち回りで毎年開催されている。

「健康マージャン」は、2004年(平成16年)の「ねんりんピックぐんま」に自主企画イベントとしての参加を皮切りに、2007年(平成19年)の「ねんりんピック茨城2007」より文化交流大会の正式種目として参加している。

「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」では、高齢期の方をはじめ誰もがのびのびと、そして活き活きとスポーツや文化活動に親しめ、鳥取県の豊かな自然・おいしい空気の中で、各地域から全国へ世代を超えて交流の輪が広がる大会となるよう、《咲かせよう 砂丘に長寿と 笑みの花》のキャッチフレーズのもと、以下の目標を掲げて鳥取県内で初めての開催を行うことになっている。

【大会の目標】

①いくつになっても活き活きと活動し、心身ともに健康長寿・生涯現役に繋げる大会

②共にふれあい、分かち合うことで、人と人とのきずなを強く感じられる大会

③世代や立場を超えた地域内外の繋がりによって、持続可能な地域共生社会を作り出す大会

④ゆったり、たっぷり、とっとりの魅力を満喫していただける大会

今プレ大会は、来年開催予定の本大会と同じ開催会場で同じ形式によるリハーサルとして行われたが、本大会のように参加選手に60歳以上という年齢制限を設けなかったため、健康マージャンを通じての他世代間交流が実現し、鳥取県各地から参加した全104名の選手は楽しく麻雀で交流した。また、当日参加者の欠員が出たところ、最年少となる女の子が飛び入りで参加してくれるという嬉しいハプニングも起こり、大会は大いに盛り上がった。

参加選手は、若桜町の特産品にちなんだ以下の4ブロックに別れて全4半荘を戦い、得点の合計で各ブロックごとに順位を競った。

◎「夏イチゴ」(赤)ブロック

◎「甘酒」(白)ブロック

◎「おやき」(緑)ブロック

◎「エゴマ油」(黄)ブロック

会場には、県内の弥生遺跡をPRする鳥取県のキャラクター「あおやかみじろう」も応援に駆けつけ会場を盛り上げた。

 

 

また、地元若桜町から参加の谷口省三選手は役満・四暗刻を成就した。

お昼休憩には参加者・スタッフ全員で健康体操を行い、頭も身体もリフレッシュして全4回戦の競技を戦った。

競技終了後は成績発表と表彰式が行われた。

「夏イチゴ」(赤)ブロックの優勝は平井孝也選手(東伯郡三朝町)、「甘酒」(白)ブロックの優勝は浦田幸太郎選手(鳥取市)、「おやき」(緑)ブロックの優勝は西垣達也選手(鳥取市)、「エゴマ油」(黄)ブロックの優勝は牧田皓司選手(倉吉市)となり、上川元張若桜町長より表彰を受けた。

そして来年開催予定の「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」の鳥取県代表選手は、予選対象者中の各ブロック上位3名の以下の選手に決定した。

【鳥取県代表選手】

◎「夏イチゴ」(赤)ブロック

松谷和雄選手(鳥取市)

西尾邦彦選手(鳥取市)

植木幸雄選手(鳥取市)

◎「甘酒」(白)ブロック

浦田幸太郎選手(鳥取市)

森原孝憲選手(鳥取市)

山口繁己選手(鳥取市)

◎「おやき」(緑)ブロック

西垣達也選手(鳥取市)

田中公一選手(東伯郡琴浦町)

山本和典選手(鳥取市)

◎「エゴマ油」(黄)ブロック

牧田皓司選手(倉吉市)

木島儀弘選手(八頭郡若桜町)

山野紀雄選手(八頭郡若桜町)