汚れの種類に応じて、そうじ方法も道具も変わってきます。
- 2010/6/11
- 麻雀ニュース
一口に汚れといっても、いくつかの種類があります。
そして、その汚れの種類に応じて、そうじ方法も道具も変わってきます。このポイントを逃すとせっかくのお掃除も効果が出ないことになりかねません。その汚れは大きく分けて、水に溶けない油性のもの、水溶性のもの、カビ・細菌、ヤニ、塵芥などに分けられます。これらの汚れをキチンと見極め、その特性に応じたそうじ方法で対処することが効果的なそうじの方法です。
そこで、まず、具体的なそうじ法に入る前に、それぞれの汚れの性質を見ることにしましょう。汚れの質が見極められれば、やっかいな汚れの除去の80%は解決したも同然。さあ、楽々おそうじのスタートです。
油汚れ
厨房のレンジ回りは、最も油汚れがひどい場所。料理で使う油は、熱せられると細かな粒子になって空中に飛散します。周囲の壁や天井も予想以上に油汚れがあります。
この付着した油分が硬化して汚れになりますが、放っておくと油分に細かなほこりがつき汚れはさらにひどい状態になります。換気扇はとくに油分の堆積が激しいので、定期的なおそうじが必要です。
タバコ・油煙
ホワイト系の壁、天井クロスは、時間とともに黄ばんできます。その原因の多くはタバコの煙、石油ストーブの油煙、焼き魚などの煙が壁面に付着することがあります。
なお、壁面の材質が紙質の場合や紫外線による日焼けで壁の素材そのものが変色する場合は、黄ばみを取ることはできません。
カビ・細菌
厨房の水回り、トイレなどの湿気の多い場所はカビが発生しやすい場所。密閉度が高い鉄筋の建物では、家具のうしろなど風通しの悪い壁面にも発生します。また冷蔵庫の中もカビが大好きな場所です。
近年ではカビと同類の細菌の汚染も増えてきました。カーペットの細菌汚染はかなりのものと認識すべきです。
塵芥
面積が広いほど、そして人の出入りが多いほど塵芥は増えます。丁寧に掃除機をかけ、細かなところはシュロぼうきなどで掃き出してそうじをします。また家具、ガラスもほこりがつきやすい場所です。
ワンポイントレッスン
油料理をした後、レンジ回りと同じくらい汚れるのが床。レンジ回りは毎日拭きそうじをするきれい好きの方でも、意外と忘れがちな場所です。油汚れは半径1メートルはゆうに散っているのです。