東京都北区赤羽「MYSPACE」
- 2016/5/11
- 雀荘紹介
リアルな麻雀の良さに気付いてもらい、足を運んでくれたお客様を大切に!
・赤羽の地域密着店!
昨今、若者を中心に昼飲みの聖地としてブームになっている東京都北区赤羽。ディープな魅力を放っているこの街にあるのが『MY★SPACE』。2011年にオープンで6年目に入り、今やしっかりと地元に根付いている地元密着型の店舗といえるだろう。
オーナーである杉本修さんは、実家のお仕事であるライター等の喫煙具の卸しの仕事が、巷の禁煙ブームによって少しずつ縮小傾向になっていく時代に他の商売も考えていく中で、麻雀店の開業を考えたそうだ。そこにはもちろん自分も麻雀が大好きだったこともあるが、麻雀用具の販売会社である株式会社アルバンのスタッフが若い頃からの知り合いであり、開店にあたって協力を得られたことが大きかったそうだ。また、当時この赤羽という街に、目指そうとするコンセプトに近い麻雀店がなかったことにより、この街ならチャンスがあると考えてオープンにいたったという。そしてオープン当初から、交流のあった麻雀プロの方がゲストとして支えてくれた。先日引退をされた涼崎いづみプロや、今もレギュラーゲストの和久津昌プロ(日本プロ麻雀連盟)や京杜なおプロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)といった面々だ。今では他の女流プロもたくさんゲストに来てくれて、赤羽で女流プロに会えるお店として定着している。
また、このお店の大きな特徴の1つとして挙げられるのが、『テンパイ連荘』の採用だ。回転率を上げることが至上命題ともいえるこの業界で、この『テンパイ連荘』を採用するお店は本当に数少ない。「自分が麻雀するときでもこっちの方が好きなんですね。とにかくお客様にはゆっくり麻雀を楽しんでもらいたいです。必ず『テンパイ連荘』があるからとこのお店を選んでくれているお客様がいるはずです」と杉本オーナー。確かにこのような細かくても誘因力のあるコンセプトを採用し、お客様を誘導していくのはこれからの業界にとって大事なことといえるだろう。
もう1つの大きな特徴は空間やイメージに関する店舗デザインだろう。基本的にピンクというポップなカラーをキーコンセプトに、従来の麻雀店のイメージをくつがえし、若者や女性が入りやすい、清潔感のあるお店になっている。女性専用のトイレの設置もオープン時から絶対に必要と設置したものだそうだ。
また店内にある大型モニターもこだわりのひとつ。JポップメインのライブやPVを流しているが、他の店舗に比べると若干音量も大きめ。しかし、このモニターを目当てにわざわざ見やすい席を選ぶお客様もいて、概ね好評のようだ。
やはり、お客様が麻雀に使う時間やお金が減っているのはものすごく感じていると杉本オーナー。そんな中で「できることは限られているかもしれないが、とにかくリアルな麻雀を大切にしたい。リアルの良さになんとか気付いてもらって、こちらは足を運んでくれたお客様を大切にする。そこらが始まりだと思っています」と最後に語ってくれた。
【店舗情報】
MY★SPACE
〒115-0044
東京都北区赤羽南1-6-7 大扇ビル2番館2F
03-6454-4696
URL
http://jan39.com/shop.php?tnp=12234&page=&max=1&s_tnp=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9