麻雀プロリーグ「M.LEAGUE」。麻雀のプロスポーツ化を目指す! | 麻雀新聞

麻雀プロリーグ「M.LEAGUE」。麻雀のプロスポーツ化を目指す!

麻雀プロリーグ「M.LEAGUE」
麻雀のプロスポーツ化を目指す!

競技麻雀の最高峰! 初回優勝賞金は5000万円!!

M.LEAGUEとは?

麻雀愛好家で知られるサーバーエージェント代表取締役藤田晋氏の肝いりで始まった、麻雀ナショナルプロリーグ「M.LEAGUE」の発足発表記者会見が、7月17日(火)12:00より行われた。
コナミ、セガ、テレビ朝日、電通、博報堂、U-NEXTなどの企業が理事として参画し、各企業ごとにチームを結成し、10月よりリーグ戦が開始される。
初年度は1チームにつき半年間で80試合を想定しており、選手選抜のドラフト会議が8月7日(火)に行われる予定だ。

ゼロギャンブル宣言×麻雀のプロスポーツ化=オリンピック正式種目化

M.LEAGUEは、日本国内の麻雀の競技化、健全化を図り、麻雀自体の社会的地位の向上及び認知の拡大、新たなファンの獲得を目指して発足されたもので、掲げる理念のひとつとして、「ゼロギャンブル宣言」がある。

M.LEAGUEと選手は賭博行為とは一切かかわらず、賭博行為への関係が判明した場合、選手に対して解雇等の厳重な処罰が課される。
また、eスポーツがプロ化されるなど近年、多様なスポーツが幅広い方に楽しまれており、麻雀もまた「プロスポーツ化」を目指し、ネガティブなイメージを払拭し、頭脳スポーツとして健全に参加できる麻雀環境の整備を目指す。

M.LEAGUE競技内容

M.LEAGUEでは、現在一般的に行われている競技麻雀とは異なり、赤ドラの採用が検討されている。ネット麻雀「天鳳」を多くのプレイヤーが参加しているという事実に基づき、より多くの麻雀愛好家に親しんでもらうためだろう。
また、ゲームの効率化のために、自動配牌卓の使用も検討されている。

さらに、各チーム指定のユニフォームを身に付けて試合に臨むことが予定されており、M.LEAGUEへの期待はいやおうなしに盛り上がっていくものだろう。

参加企業とそのチーム

M.LEAGUEでは、全7チームによるナショナルリーグの開幕が予定されており、その選手は日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻雀連合-μ-、RMUの5団体から、各チーム3人ずつが8月7日(火)20時よりグランドプリンス高輪行われるドラフト会議によって選抜される。
以下に、参加チームを紹介しておく。

赤坂ドリブンズ
 株式会社博報堂メディアパートナーズによるチーム。
チームマスコットのサイのように、固い鎧による守備力と力強く前進する攻撃力を併せ持つチーム。
選手の技術や経験、客観的なデータ、ファンと一丸になった体制など、様々な基点をもとに力強くドライブし、麻雀競技の未来を発明します。
EX風林火山
 株式会社テレビ朝日によるチーム。「風如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」。
言わずと知れた孫氏の兵法の極意をもって群雄割拠のMリーグを勝ち抜きます。
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
 拳機会社コナミアミューズメントによるチーム。
アーケード・スマートフォン・PCなどで展開する麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」の名前を冠しています。
“格闘”の名に恥じないよう、闘い抜いてNO.1を目指します。
渋谷ABEMAS
 株式会社サイバーエージェントによるチーム。自社キャラクターのアベマくんと創業以来拠点とする渋谷をモチーフに命名。
2014年麻雀最強戦優勝の実力を誇る藤田晋が率います。
セガサミーフェニックス
 エンタテイメント企業グループ「セガサミーグループ」によるチーム。
不死鳥のように、不撓不屈の精神で最後まで諦めず闘います。
人気麻雀アプリ「MJ」を担当する高畑大輔が監督を務めます。
TEAM RAIDEN/雷電
 株式会社電通によるチーム。
大相撲史上最強と称される伝説の力士・雷電のような強さと礼儀を兼ね備え、また、雷のごとく電光石火の攻撃を目指すことから命名。
人々を魅了するチームを目指します。
U-NEXT Pirates
 株式会社U-NEXTによるチーム。
麻雀のプロスポーツ化という未開の大海原へ漕ぎ出す想いと、牌の流れを読んで波に乗る選手たちをイメージして命名。
進め、U-NEXT Pirates

M.LEAGUEまとめ

M.LEAGUEは日本有数の起業が参画、後援し実現した、「麻雀のプロスポーツ化」を目指すナショナルリーグ。10月よりリーグ戦のスタートが予定されており、半年間で1チーム80試合をこなす方針だ。
各選手は8月7日のドラフト会議により、日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻雀連合-μ-、RMUの5団体から選抜され、各チームのユニフォームをまとって試合に臨む。
最高顧問としては、日本トップリーグ連携機構の代表理事会長であり、日本サッカー協会の相談役でもある川淵三郎氏。代表理事として株式会社サイバーエージェント代表取締役の藤田晋氏が就任する。

また、発足会見には、麻雀愛好家として知られる本郷奏多、田中圭の両氏が応援に駆け付けた。

最後に、川淵三郎氏と藤田晋氏のコメントを引用しておく。

最高顧問 川淵三郎
麻雀を協議としてプロスポーツにするというMリーグ設立の考えに、長年の麻雀ファンとして強く共感しています。これまでのJリーグやBリーグの立ち上げ、リーグ運営を通して培った経験を活かして、新たなプロスポーツとして麻雀を大きく盛り上げていきたいと考えています。10月に開幕するMリーグのこれからの未来にご注目ください。

代表理事 藤田晋
運の要素が大きいと思われている麻雀という競技ですが、実は長期のリーグ戦になればなるほどほぼ実力通りの順位に決着がつきます。今現在、日本国内には二千人を超える麻雀プロが存在します。その中でもトッププロと呼ばれる一握りの実力上位のプロ同士による、磨き抜かれた技術と精神力を競い合う対局は、大変な見応えがあります。麻雀は観戦するコンテンツとしても大きな可能性を秘めています。皆さま、これからMリーガーとなる選手たちの活躍にどうぞご期待下さい。

M.LEAGUE公式ホームページ

M.LEAGUEプロモーションムービー

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