宮城県仙台市の雀荘「まーじゃんちゃーぴーはうす」 | 麻雀新聞

宮城県仙台市の雀荘「まーじゃんちゃーぴーはうす」

若い人たちに麻雀文化を伝える場所としてこのお店をやっていきたい!

・仙台市にオープンして3年!

宮城県仙台市で一番人通りが多いと言われるクリスロード商店街で、一見「何のお店だろう?」と注目してしまう佇まいの麻雀店『まーじゃん ちゃーぴーはうす』。今回はこのお店の都留茂睦オーナーにお話を伺った。
2013年6月にオープンということでちょうど3年を過ぎたところ。今や仙台でも人気店の地位をしっかり確立している。
都留オーナーは学生時代から麻雀店のメンバーを経験するほどの麻雀好きだったそう。仕事でアメリカや中国で暮らした経験もあるそうだが、日本にいるときは仕事帰りも麻雀だったそうだ。

・スタッフの後押しが決め手!

その中で自分の気に入った麻雀店を参考にしながら、少しずつ麻雀店の開業を考え始め、一緒にやっていけると感じたスタッフに出会えたことも後押ししてオープンに至ったという。
「この物件はまったくのスケルトンの状態で出会ったのですが、スタッフがぜひここでやってみたいと言ってくれたので、家賃は高いけれど、ここでやると決めました。おかげで思い切って一から、自分たちの良いと思うお店を手作りで作っていくことができたと思います」。

・店名の由来となったものは?

店名の由来でもある「chirpy」(チャーピー)は、「小鳥がペチャクチャさえずっている」ような意味で、店長が見つけてきた言葉だそう。もともとコンセプトとして「友達の家にきているような感覚」のお店を目指していたので、これに「ハウス」をつけて「にぎやかで楽しいお家」のようなイメージでこの店名に決めたということだ。

・お店自慢の待ち席とは?

そしてまさにこのイメージやコンセプトを体現しているのがお店自慢の待ち席。まさに「友達の部屋」で寛いでいるかのようなおしゃれでリラックスできるスペースと成っている。
それにプラスしてパソコン4台にマンガ本を700冊完備と、何が主役かわからないくらいの充実ぶりだ。
「とにかくもう1つのコンセプトとして麻雀店らしくない麻雀店にしたいということがあったので、いろいろ工夫しました。お店の入り口や待ち席など、女性スタッフのアイデアでとてもオシャレになっていると思います。ですから、この店舗はコミュニケーションスペースとしてお客様に利用していただければ良いと考えています」。
また、このお店には仙台在住の女流プロ、大里奈美プロと井上美里プロ(ともに日本プロ麻雀連盟東北支部所属)が常勤。スタッフとともにコスプレイベントにも参加し、宮城県のみならず東北近県からの麻雀ファンにも好評を博している。

・離職率の低い自慢の職場!

「ウチのお店は開店当初からのスタッフが共通の意識、同じ感覚を持って仕事に当たっていることが強みだと思います。やはり働いている人間が楽しんでいないと、お店やお客様も楽しい雰囲気にはならないと思います。その点ウチのスタッフは良い意味で個性やキャラクターを十分に発揮して仕事をたのしんでいます。ですから、ウチの自慢は麻雀店としては驚くほどの離職率の低さだということもできますね」。

 

・若い人に麻雀をやってもらう!

仙台は東北大学や東北学院大学など学生の多い街でもある。『ちゃーぴーはうす』でも多くの学生が麻雀を楽しみ、スタッフとして働いている学生もいる。都留オーナーはこのあたりにも自覚的で、若い人に麻雀をやってもらうために、学生が下級生を麻雀に連れてくるというこのサイクルをなんとか止めないようにとがんばっている。
「とにかく『麻雀』に情熱をもって取り組んでいます。まずは自分の大好きなこの宮城県仙台市という土地で、若い人たちに麻雀文化を伝える場所として、このお店をやっていきたいと思っています」。
何よりも「人を楽しませたい!お客様を楽しませたい!この気持ちがあればこそ、利益は後からついてくる」と気心の知れたスタッフたちと歩んで3年。都留オーナー曰く、最初はまったく自信がなかったそうだが、「麻雀店らしくない麻雀店」として今や仙台の地にしっかりと根をおろしている。
今後もだからといって現場に安住することなく、理想のお店を求める旅を続けていってほしいと願っている。

 

【店舗情報】

まーじゃんちゃーーぴーはうす
〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央2丁目5-6斎藤屋ビル2F
022-797-5998
URL
http://jan39.com/shop.php?tnp=11999&page=&max=1&s_tnp=%E3%81%A1%E3%82%83%E3%83%BC%E3%81%B4%E3%83%BC

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