東京都「アジアヘッドクォーター特区」国家戦略総合特区の指定

現在の日本の警察制度は、「国家警察」である警察庁と、東京都の警察本部である警視庁及び各道府県警察本部の「自治体警察」の二本立てになっています。

現在の警察庁長官は片桐裕氏。片桐長官は1975年に警察庁に入庁し、各都道府県の警察本部の要職を歴任し、沖縄県や京都府の警察本部長を務めています。警備、交通、公安等1~2年でいろいろな部署を担当し、1997年に警察庁の生活環境課長、2001年に警視庁生活安全部長、2006年には警視庁生活安全局長に就任されています。その後警察庁長官官房長、次長を歴任し2011年10月から第23代の長官に就任されました。

現警視総監は樋口建史氏。1978年に警察庁に入庁し、公安部や刑事局などを経て和歌山県や北海道の警察本部長を歴任。外国人犯罪や、海外調査研究、国際部なども担当し、1997年には警察庁生活安全局薬物対策課長、2010年には警察庁生活安全局長を務め、2011年から第89代警視総監に就任されました。長官も総監も東大法学部出身のエリート警察官僚です。

お二人とも生活安全局長を経ての長官、総監就任です。このことが近頃の風俗営業関係の取り締まりの厳しさに表れているのではないかと、まことしやかに噂されています。
暴力団対策法の改正、ラブホテルや出会い系喫茶に関して風適法の政令改正、大阪などで厳しく取り締まりを受けたネットカフェ、全国的に取り締まりを受けている「クラブ」等々、何か大きなうねりがあるのかも知れません。

あまり知られていないことですが、昨年末、東京都は「アジアヘッドクォーター特区」という国家戦略総合特区の指定を国から受けました。東京都心・臨海地域(東京、新橋、六本木、豊洲、有明駅周辺)、新宿、渋谷、品川駅周辺等を指定し、外国企業誘致をはかろうというものです。東京都のオリンピック誘致、カジノの誘致も念頭にあるのかも知れません。そのような状況下、街を綺麗にする浄化作戦が進行しているのかも知れませんね。

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